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カロリーオフ、カロリーゼロの罠
ダイエットや健康に良さそうだからと、「カロリーオフ」や「カロリーゼロ」という表示がある食品を選んでいませんか?
しかし、これらには落とし穴があるんです😱⚠️
■「カロリーゼロ」=「0kcal」ではない
日本の食品表示基準では、食品100g(飲料は100ml)あたり5kcal未満の飲料は「カロリーゼロ」と表示できます。
そのため「カロリーゼロ」と表示されている食品でも、実際は少量のカロリーが含まれていることがあります。
■甘味料が身体に及ぼす影響
「カロリーオフ」や「カロリーゼロ」の食品には、アスパルテームやスクラロースなど、化学的に合成された甘味料が使用されている場合があります。
これらの甘味料はカロリーが低いものの、長期的な摂取が身体に与える影響については、まだ不明確な点が残されています。
一部の研究では、腸内細菌への影響や甘味に対する感受性の変化などが示唆されています。
■食欲の増加
アスパルテームやスクラロースなどの甘味料を摂取すると、脳は「甘いものを食べた」と認識します。
しかし、実際はほとんどカロリーが摂取されていないため、満足感が得られず余計に食欲が増すことがあります。
その結果、他の高カロリーな食品を摂取してしまう可能性があります。
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「カロリーオフ」や「カロリーゼロ」の食品を利用する際は、原材料名を確認し過剰に摂取しないように心掛けましょう!
■筆者:コスモヘルス株式会社 管理栄養士 堀田
大学で栄養学を学んだ後、長年食品業界に身を置き、商品企画などに携わる。趣味はおいしいものを食べること。