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食料自給率を上げよう!

皆さんは食品を選ぶとき、産地を見て購入していますか?
2024年8月、農林水産省から日本の食料自給率が発表されました。
2023年の食料自給率はカロリーベースで38%と、諸外国と比べて低い数字となっています😢

■食料自給率が低いとどうなるか?

🔹国内の農林水産業が衰退する

国内の農林水産業が競争力を失い、規模が縮小する可能性がある。
これにより、農村地域の経済や地域社会の活力が低下するリスクがある。

🔹食文化が危機にさらされる

国産の食材が減少すると、日本の伝統料理や食習慣が次世代に引き継がれなくなる可能性がある。

🔹輸入依存のリスク

食料を海外から輸入する必要があるため、輸出国の情勢(自然災害、政策変更、戦争など)や為替レートの変動により、食料供給が不安定になる可能性がある。
また、国際的な交渉において弱い立場に置かれることがある。

■食料自給率を上げるためにできること

🔹地産地消を心がける

住んでいる地域で生産された農林水産物を積極的に選ぶ。
国内の農林水産物の需要を高め、地域経済の活性化に繋げる。

🔹フードロスの削減

必要な量を購入し無駄なく消費することで、フードロスを減らすことができる。
すなわち輸入量も減る。

🔹家庭菜園をする

輸入に頼らず食材を手に入れることができる。
さらに、食材を育てる楽しさや難しさを体験できたり、季節の変化を感じられたりする。

食料自給率は国の存続にも関わる重要なことです。
ほんの少し心がけることで、食料自給率を上げることができます。
日本の農林水産業を守りましょう!!


■筆者:コスモヘルス株式会社 管理栄養士 堀田
大学で栄養学を学んだ後、長年食品業界に身を置き、商品企画などに携わる。趣味はおいしいものを食べること。