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冬の星に生まれたら
シャロンみたいになれたかな。
by ROSSO。
やぁやぁ久しぶり。こんばんは。
明けましておめでとうだね。メリーお正月。
今年もどうぞよろしくね。
今年はどんな年になるかなぁ、というのは、もうこの時期お決まりの議題だと思うんだけど、2017年の年明けほど不安いっぱいでこの問いと向き合ったことはない。
要するに僕は今、未来が不安だ。
いや未来なんていつだって不安だったじゃないか、と言われればそれまでなのだけど、自分の力で生きていくことがこうも心細いとは、思ってもみなかったのだよ。自由にひとりで立って歩きたいって、あんなにあんなに思っていたのに。
そう。心細いのだ。心もとないのだ。こんなに何にも持たない僕に、いったい何ができるのか。それを思うと、たまらなく恐怖する。だったら辞めとけば良かったのに、と我ながら思う。
でももう決めてしまったのだから、しょうがないよね。何も持たないことを嘆く暇があるなら、何を持つかを検討するべきだ。
それでも不安で起き上がれない夜はあって、
そんな時は、ねぇ君、声を聞かせてくれるかい?
いつものあの声で相槌を打ちながら、合間に呼吸を覗かせて、遠く遠くから僕の耳元に、まっすぐ届けてくれるかい?
君が名前を呼んでくれるなら、僕はいつだって大丈夫なんだ。
日々はきっと、あっという間に過ぎてしまう。
不安や嫉妬にまみれる日は嫌というほどあるだろう。期待や自信に浮かれ立つ日も、それと同じくらいあるだろう。あっちに行ったりこっちに来たり、振り子のように、僕は世界を横断するだろう。
そこで見た鮮やかな世界を、できれば君が、笑って聞いてくれるといいなと思う。
僕の世界を君がひっそり、知っていてくれたらいいなと思う。
明日から寒くなるそうだよ。
相変わらず忙しいみたいだから、風邪に気を付けてね。
おやすみ、君たちがよく眠れますように。
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