伝言ゲーム、糸電話の月夜。

明けましておめでとう。
今年もどうぞ、よろしくね。
君も心身ともに健康で過ごせますように。

さっそくですが、報告があります。
最近、恋が一つ終わりました。
と言っても、告白して振られたとか、相手に恋人が出来たとか、そういうのとは違うのです。恋人なら その人、元々いましたし。

この１年くらい、私の中にはいろんな変化がありました。ここ１ヶ月くらいに その集大成みたいなものが ぐぐっとやって来て、私は私の中のいろんなものに気付いたし、そのことによって ずっと遠くへ行けた気がしました。
その中のひとつです。
ふいに、あぁ、君に恋してたんだなぁ、と思ったのです。

好き『だった』だけあって、過去形です。
今までとは違う気持ちに変化したことを認識した瞬間、「あ、私 今こう感じてるってことは、これまでは好きだったんだ！」って、そこで初めて理解しました。
変わったから、これまでが分かりました。

これまでが分かったから、自分がしてきたことにも気付きました。
自分で自分の気持ちを見間違っていたから、ずいぶん間違ったことをしてしまった。出発点がねじくれていたせいで、対応もねじくれてしまったし、ねじくれた気持ちを持て余して、そのまんま押し付けたりしてしまった。
何て恥ずかしいことをしてしまっていたんだろう。
私は とっても幼くて、未熟で、それで出来上がってるつもりになっていたことが、とても恥ずかしくて情けない。
そして申し訳ない。きっと私は たくさんたくさん、あなたに負担をかけてしまったね。

それを謝りたいのです。
そして感謝したいのです。それでも、傍にいてくれたことに。

桜が咲いたら君の町へ行きたい。
今持っている この言葉たちを、ぜんぶ正直に明かしたい。
聞いてくれるでしょうか。きちんと言えるでしょうか、僕。

どきどきして、すこし、怖いけど、
そうしたいと、思うのです。