今年もすみだの活動が中心でした…来年も多分そうなります
なんか、この時期は毎年アドベントカレンダーを書いている気になってましたが、2020年と昨年2023年の2回だけでした
なので、今年が3回目のアドベントカレンダー投稿になります
2020.12.8
どうやって、ワークショップゲリラになろうか?
2023.12.4
すみだの暮らしとかコミュニティの実践とか
2024年もすみだでの活動が中心でした
特に今年はワークショップ的な活動をたくさんできた気がします
墨田区まち活カイギ
まず、墨田区100人カイギが5/6、ゴールデンウイーク最終日で解散しました
100人カイギは元々、20回で解散する期間限定の地域交流活動です
うちは毎月定期的に活動ができていたので、20ヵ月ピッタリで解散となりました
最後のゲストは墨田区長、130人が参加するとても盛り上がる会になったのですが‥ここで生まれた250人以上のコミュニティを活かさないのはもったいないなあ…と思い、早速6月から始めたのが「墨田区まち活カイギ」です
100人カイギは、カイギと名付けられているものの、実際のところゲストのプレゼンを中心とした交流イベントでした
ですが、まち活カイギは、名前そのもの、毎回「カイギ」のような対話型のワークショップを中心にしています
その内容は、地域の新しい活動をつくろう!というもので、この半年の間で「すみだ経済新聞」を中心に活動する「すみだ市民記者クラブ」、まち歩き・施設見学イベント「すみだ遠足」など、様々な活動が動き始めています
特に「すみだ市民記者クラブ」では、僕がコロナ前に港区でやっていた「インタビュー実践ワークショップ」をカスタマイズした「インタビューの達人ワークショップ」を開催するなど、今後もますます連携が強まっていきそう
僕自身も100人カイギ以降、もっとネットワークを広げていく意欲が高まっているので、来年は自分自身のインタビュー活動も再開するつもりでいます
すみだ経済新聞
市民記者育成プロジェクトが「すみだ市民記者クラブ」に 区民が情報発信
ユートリヤ攻略!
そして、まち活カイギの連携企画ともいえる「ユートリヤ攻略!」が、つい先日、12/8(日)に開催されました
これは墨田区の公共施設「すみだ生涯学習センター(ユートリヤ)」の開館30周年イベントとして企画・運営の依頼を受けて行ったもの
当初「未来の公共施設を考える」というようなお題を頂いていましたが、よくありがちな、思考発散だけのワークになる予感がしたので、もっと現実にユートリヤを変革できそうな企画が良いなあ…と思い、ユートリヤ全館を見学し、そこから受けたインスピレーションで新しい企画を考える「ユートリヤ攻略!」の企画を提案しました
実は、この企画の依頼は「まち活カイギ」が始まるよりも前に受けており、その内容を意識しながら「まち活カイギ」をつくり、実験的に活動してきたという経緯もあります
普段はワンオペが多い僕ですが、この規模だとさすがに一人では無理なので、大学生のファシリやユートリアのボランティアさんなどの力を借りつつ実現しました
なんというか…やはり、運営は相当グダったのですがw、最終的には10以上のプロジェクトが生まれ、大学生ファシリの中でも新しい活動を考える意欲が生まれたり、関わったみんなにとって良い機会になったと思います
すみだ経済新聞
すみだ生涯学習センターが30周年 記念イベントや写真展
この時、割と直前になってから「せっかく生まれるプロジェクトを何か記録に残したい」と思い、普段は使う事のないグラレコを導入することにしました
しかし、すでに予算配分も終わってしまっている時期なので、どうしよう…と思いFacebookに投稿したところ、WSDの先輩、ことばさんを含む二人の方にお願いすることができて、全体の満足度がかなり向上したように思います
ユートリヤとも、来年度はグラレコの講座をやりたいね~!と盛り上がっています
ユートリヤ ユースセンター化計画
この「ユートリヤ攻略!」の中で僕も1つのプロジェクトを提案しました
それは「ユートリヤ ユースセンター化計画」です
ユースセンターというのは、最近全国に広がっている「若者の居場所」です
墨田区には若者の相談支援はありますが、居場所支援はだいぶ不足しているように感じます
これをユートリヤの空き施設(予約の入っていない施設)を使う事で解消できないか…という狙いです
先日、文京区にあるb-labという施設を見学してきたんですよね
平日(金曜)でしたが、中高生がたくさん集まっていて、みんなでボードゲームで遊んだり、テーマを決めて対話をしたりしている
音楽スタジオやダンスができる部屋などもあり、すごく雰囲気の良い場所だなあ…と思ったのですが…
でも、よく考えるとユートリヤにも音楽スタジオある、ダンスできる部屋もある、ボードゲームはうちに500以上ある
設備だけを見れば、何となく似たようなことはできそうだな…と
そこから、この計画を思い付いたんですよね
僕自身は7年前から「ぴっかりカフェ」という、神奈川県立田奈高校の校内居場所カフェの活動に参加しており、若者の居場所の重要性をずっと感じてきました
校内の居場所はとても強力なので、それと同等の効果を発揮するのは難しいと思いますが、すみだの若者支援の第一歩として、来年、少しでも活動を進められたらと思っています
ちなみに「ユートリヤ攻略!」を開催している時間、青葉台ではこんな活動が…
なんと、ユートリヤとぴっかりカフェは奇しくも同じ12/11生まれ、同じ日に30周年と10周年の記念イベントが行われていたんですね~
というわけで、残念ながら、ぴっかりカフェの10周年には参加できませんでしたが…15周年は、ぴっかりの方を優先しようかな…(でも、これ、毎回ユートリヤと被るやつですね…w)
というわけで、ぴっかりカフェの経験なども活かして、来年はすみだにも中高生の居場所を、すみだらしい形で生み出したいなあ…と思っています
その他、諸々
まあ、他にも色々と活動はしていて…
久しぶりに「ワークショップ的なアナログゲームをつくる会」の活動を本格化して、WSD数名を含む8名でゲームマーケット2024秋に乗り込んだり、その中で僕のパートナーのもりしーが初めてボードゲームをつくり、現在絶賛クラウドファンディング中だったり
でも、やっぱり、良くも悪くも地域の活動が中心の年でした
そして多分、来年もそうなります
墨田区の基本構想審議会なんていう、たいそうな物にも区民委員として参加しており、福祉とか子育てについてワチャワチャ言ってます
墨田区の子育て支援員の研修も受けて、来年には僕ともりしーの住み開き拠点「よりみち自由室」で子どもショートステイも始める予定です
これらの流れの中で、よりみち自由室のような小さな居場所を区内全域に広げていく活動を始めようと思っていて、区民企画提案・プロデュース講座に採択された「小さな居場所のつくり方」という講座も1~2月に展開します
一方、オンラインの活動はだいぶ放置気味で…ちゃんと動かしたいなあ…と思いつつ、何かに力を入れれば何かが疎かになる…やはり自分のキャパシティを越えた事はできないもので
なので当面は、地域の活動が中心になっていくのだろう…と予想しています
まあ、今は多分、そういう時期なのだろうな…と
少しずつ、他の地域から見学やら講演やらの依頼も来ているので、地域の活動をしっかり固めることで、全国の活動に広げていけたら良いのかな…と思っているところです
最近は、よりみち自由室のnoteも色々と投稿しています
気が向いた時だけの不定期投稿ですが…興味のある方はぜひフォローしてください