誘導ブロック沿いで直進なのだけど横断歩道が多い…―視覚障害者が嬉しいと感じた配慮

誘導ブロックもずっとある、ほぼ一本道だけれど、横断歩道が15個以上ある道!
信号もあったりなかったり。

特に不安を感じる横断歩道で、結構な割合で横から「青になりましたよ」とおじさんやらおばあさまやら、さらっと音声案内かのようにお声がけくださいました!

本当にこれだけなのだけど、とてつもなくありがたい!助かります!


SNSなどでみていると、
白杖のかたをみかけるけれど、どう声をかけたらいいか…
誘導できるか自信ないし…
助けになるのか、邪魔になるのか…

…など、思っておられるかたがとっても多い印象を受けます。

横断歩道で白杖を持っている人がいたら、
「今、赤なのでもうちょっと待って」
「青になりましたよ」
「今、車来てないので渡れますよー」
「今大丈夫よ、渡れますよー」
「あ、車来るので通り過ぎるまで待ってください、…はい、もう渡れますよ」

などなど、こんなお声だけで十分すぎるほど、飛び上がるほどありがたいのです。
寧ろ、「あ、青になった、わたろーっと」独り言のような形でも大助かり。

こんなんじゃ微妙だ!逆にひとことすぎて!というかたは、
「渡りますか?よかったらご一緒しますね、私の腕に掴まってください」
と、横断歩道を渡るだけで十分すぎるほど大助かりなので、向こう岸まで一緒に連れて行っていただけたら本当に助かります!

横断歩道をひとつ、安全を見てもらいながら渡ることができる…
なんという大きな大きな救いの手か!
なんという、とてつもなく大きな安心か!

※ちなみに、上記のセリフはすべて私が実際いわれた経験のあるお声がけリストです。
※さらにちなむと、「え、赤か青かしか言っていない」「渡れるよってたった一言発しただけ」とあなたは思っておられるかもしれません。しかし、視覚世界で生きていない私(たち)には、横断歩道を渡ることができるかどうかの情報以上に、実は何十個もの情報や救いの手助けを受け取っています。たった4文字のお声の手助けでも、実は計り知れないほど私の人生には大きな手助けとなっているのです。


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