体調不良対策・香り

ここ最近、視覚的な認識力を、私にとっては大分酷使し続けた。
そして、一度酷使すると、つい更に解離して(交代人格として表面的に比較的はっきり見える人格解離という意味ではなく)更に酷使してしまう傾向がある。

おかげで午前中も無理しても視覚が必要な情報の把握は非常に遅く、しかも午前中もはやくから閉眼反応が起きてしまう。
閉眼でも午後になるともう周囲の明るさが眼痛と頭痛となって活動能率が落ちる。

そのため、ここでも短めの日々のつぶやきに近いような記事にとどめてみている。
同時に、そのような記事の方が、社会的マイノリティ当事者の日常生活や社会適応の方法などは伝わりやすいかもしれないし、身近な受け取り方もしてもらいやすいかもしれない。
それに、私自身、日常の当たり前に通り過ぎてしまいがちでありながらも固有のできごとなどに気付いていくことによって、共有、そしていろいろなところでの考察、思わぬところで受け取り手にも気付いていただけることが出てくる。

ちなみに、セラピストとしても講師活動としても、テキスト作り、考察などは相変わらず、着実に進めているものではある。


私は、アロマオイルやハーブなどもセラピーに利用する。(一応、資格も持っている)
セラピーに利用すると同時に、自身が多用する。

私の場合、特にラベンダーを多用する。
鎮痛・鎮静作用が非常に高い。
そして、日本においては唯一と言って良い、肌に直接つけても安全とされている。
私の場合は、切らすことができないほど日常のあらゆる場面で使っている。

そして、特に、これはあくまで個人的にそうやって使っているだけで、分量など丁度良いところをはかりづらいため他者には勧めていないが、頭痛・眼痛、そこから更に眩暈や吐き気まで来ているような時に、直に頭や首に塗布する。その上で動かしたり、筋・骨格調整をする。

そうしてさっさと寝れば、翌朝には、酷い場合には辛うじてであったり残りがとして後に響いているような症状があったりはするが、何とか回復することができる。

疲労感のある時や、リラックスしたい時、安心したい時、鎮静作用を欲する時、鎮痛作用を欲する時(火傷にも)、など、ラベンダーは初心者でも比較的使いやすく安全なのでお勧めだ。
また、香りは情動や記憶に直結するため、ラベンダーの香りを嗅ぐと安心しリラックスする、など、自己暗示、アンカーとして結び付けてしまうと、尚更ラベンダーの効力を確実に高めることができる。


しかしながら…私が地味なところで、少々難儀するところ。
アロマオイルの区別・識別。
私はアロマオイルを、確か5~6ミリだろうか、小さな瓶のものを使っているため、貼れないことはないのだが、なかなかいちいち点字テープをラベルに貼っておくこともやりづらい。
しかし、置いておく場所を用途によって変えたり記憶しながら、それでも何本か並べているような時は、いちいち片っ端から勘でフタを開けては実際嗅いで確認、識別するしかない。たまに香りが混同して勘違いして別のオイルを使ったりすると、特に塗布したり肌につく場合、なかなか…。
ならやはり面倒でも点字テープを貼ったらいいだろうと思われるかもしれないが、点字テープ、なかなか作るのも貼るのも手間なのだ。しかもそのために全部フタを開けては確認しながらやらねばならないし。貼る時に間違えたら意味がないし。
その上……その点字でオイルの名称を解読するよりも、結局フタをいちいち開けて香りで確認した方が、私の場合、まだ速いのだ…
読み書きを速くしていく訓練のためには、やった方が良いのだろうけれども…

それから、もうひとつ。
私は、外出時、これはコロナ情勢以前からの習慣なのだが、マスクを基本的に2重につける。その2重のマスクの間に紙を一枚挟み、それにラベンダーを染み込ませている。
抗菌抗ウイルスとなるような「気もする」し、外からの異臭防止、つまりプロテクト機能も私にとってはあれば、私の精神安定のアンカーとなっているためリラックスして移動することができる。
しかしながら、異臭からプロテクトしてくれるだけに、移動時に私はほとんど嗅覚から情報収集ができない(実質していない)状況になっている。
さすがに時々自動ドアが開くパン屋・ドーナツ屋やら、やはり全身でアンテナを張っているだけあってところどころでは香りを頼りに位置を把握してはいるのだが、思わぬところからの思わぬにおいには、なかなか気付いていなかったり、時間差で気付いたりすることがある。
しかしながら、ラベンダーを挟むことはもはや長年習慣化してしまっていて、これをしないと気持ちが悪い。

私にとってはやはり、アロマオイルやハーブに拘わらず、コーヒーや茶葉などにしても、香りは、気分の転換などにも、鋭く反応するし効果が高い。

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