Positive Space
占居。
余白の対義語。
私は言い争いや声を荒げて話す口論が嫌いだ。
その瞬間、たちまち、たくさんの声で頭が占領される。
余白の対義語の、占居 の状態で
余裕がなくなり、息が詰まりそうになり、苦しくなる。
そんな時
「られている」「されている」と被害者になりがちだが、
この出来事はみな、自分が成長するための手がかりで、
目の前にいる人や物事は、先生だ。
渦中にいるときは刺激に反応し、そんなことには気づかない。
眉間のしわを緩め、呼吸に集中すると、
不要な音はそぎ落とされ、
自分の中から
調和しようとする粒子のようなものが出てきて
今の私に本当に必要な音(エネルギー)と交わる。
その時初めて調和が生まれ、余白ができる。
癒しまでたどり着くこともある。
たくさんまとわりついた音の中から本質だけを抽出するのは
鍛錬を要し、今の私には難しく、とてももどかしい。
でも、超えた時の自分と、周囲への影響を見るのはとても待ち遠しい。
🎬『食べて、祈って、恋をして』