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心が軽くなる脳の動かし方 ~どうすれば脳のリミッターをはずせるか (2)

 前回の記事で、ジル・ボルト・テイラー博士の著書「心が軽くなる脳の動かし方(原題:Whole Brain)」を紹介しました。今回はインタビューで彼女が語っていた内容をとりあげたいと思います。

脳内の4キャラクター

 動画では、脳内の4つのキャラクターに、①名前を与えて、②会議をさせ、③正しい選択を行う、という実践プロセスを提案しています。左脳の過剰なおしゃべりをコントロールして、右脳の声を聞くには、意識的な訓練も必要です。

右脳の潜在力は未知数!

 博士は、「左脳が魂を解き放つことを阻害している」と話しています。これは、どういう意味でしょうか。「右脳さん、左脳さん。」の著者 ネドじゅんさんの情報を加えてみると、右脳側に、宇宙の英知というべきスーパーコンピューターへのアクセスポイントがあるそうです。宇宙の英知にアクセスした時、脳がスパークするような解放感を味わうそうです。

右脳と宇宙コンピューターのインターフェース

 宇宙のコンピューターと接続すると、異次元のひらめきを得て、右脳は高速で情報処理をするそうです。
 アインシュタインはたった1年の間に、ノーベル賞受賞の対象となる研究を含む4つの論文を発表しました。数学者ラマヌジャンや発明家ニコラ・テスラの異次元のひらめきは、宇宙コンピューターと思考回路がつながったことから得られた成果だったのかもしれませんね😲

ブレイン・マシン・インターフェイス

ニューラリンク社の最先端技術

 イーロン・マスクが設立したニューラリンク社では、人間の脳に小型チップを埋め込んで、インターネットに接続する装置を開発しています。このデバイスは、脳からの電気信号、つまり思うだけでPCやタブレットを操作できます。障害者だけでなく、すべての人間の能力と知性を向上させるデバイスになることが期待されています。
 今年はChat-GPTがテクノロジー革命として話題を集めていますが、次はまちがいなく、ブレイン・インターフェイス機器が旋風を巻き起こすことになるでしょう。
 しかし、人間が備えている右脳のインターフェイス回路を開いて、宇宙のビッグデータにアクセスできるようになれば、どうでしょうか。人間はあらゆる難問を短期間で解決するほど、飛躍的な進化を可能にするかもしれません🤖

本日のまとめ

 今回は、人間の潜在能力を開花させる手がかりについて紹介しました。この記事が気に入ったら、イイネやフォローをお願いします。

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ジル・テイラー博士について

 ジル・ボルト・テイラー(Jill Bolte Taylor)博士は、1990年代からハーバード大学での脳の研究に関わり、現在は、ハーバード大学脳組織リソースセンターの広報担当者として活動。また、インディアナ大学医学部で解剖学と生理学を教える傍ら、神経解剖学者、作家、講演者としても活動中。
【参考動画】
・テイラー博士のTED講演「脳卒中の洞察(Stroke of Insight)



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