3.具体的な車種は?

フレームはクロモリに限る。アルミやカーボンは短命である。クロモリならレース用を除いて一生ものである!

なお クロモリは速度が遅いというふうに聞くが、 実際は速度だけ考えるんだったら
カーボン≫ アルミ≫ クロモリ
になるが、

アルミは疲れやすく、休憩時間も多くとる。 カーボン はアルミほど休憩時間は取らなくてもいいが、 それよりクロモリよりかははるかに多く取る。クロモリは休憩時間をほとんどとらずに済む。

よって休憩時間も入れると、
クロモリ≫カーボン≫アルミ
になる。

従ってクロモリをおすすめする!

コスト度外視 フレームから特注製作

カスタム(フレームだけ市販品であとは店でカスタマイズ)
surly Disc trucker 世界一周用自転車のデファクトスタンダード! 26インチに限る、高速買い出し用として650Bで組んでもいい!
surly Bridge club 700C、650B、26インチ全部対応
sulry troll 絶版 26インチベースでつくった牽引専用自転車!(こちらも700C・650B・26インチ全部対応だが26インチに最適化されている!)

現行製品でコスパ重視 MARIN NIKASIO 650B

最安 MARIN muirwoods 中古 26インチに限る

ちなみに私は2014年にMARIN muirwoods26を入手
将来的にディスクブレーキ台座を溶接し26インチと650Bコンパチにする予定!
26インチ 牽引専用自転車(超重量級ホイール)
650B 高速お買い物自転車(軽量ホイール)

ちなみに試乗した車種は MARINのmuirwoodsの26インチとジャイアントのグラビエ の650 B と ジャイアントのエスケープ R 3の700 C である 。

で最初にMARINのmuirwoodsに乗ったところ 乗り心地が普通によく これは使えるということが分かった。

次にグラビエ に乗ったところ これはちょっと振動があったけどまあ 乗れるということで Ok だった。

最後の一番売れ筋のエスケープ R 3 乗ったところなんじゃこりゃというくらい 乗り心地が悪かった 。

これはとても使えないってことで 論外となり、最終的にはMARINのmuirwoods26インチになった。 これは 今では間違ってないと考えている。グラビエの場合 650 B しか使えない(2014年当時、650Bのスリックタイヤはほとんど置いてなかった)こととアルミのため 寿命はどれだけ持つか心配である。

2014年当時は V ブレーキが主流だったので、そちらを使っていて、10年後の2024年はまさか26インチで V ブレーキのクロスバイクは絶滅状態のため(ディスクブレーキは少数あり)、もうだめかと思ったところ、 クロモリフレームに限り ディスクブレーキに溶接することが分かり非常に ほっとしている。(アルミは車種を選ぶ!)これによって V ブレーキ台座もあった状態で なおかつ ディスクブレーキも使えるということがわかったので 非常に嬉しい 。さらにディスクブレーキ化することにより 650 Bさらには 700C にすることも容易となる 。ただ前者の場合、47Bまで入るため問題ないが、 後者の場合、28 C までしか入らないため やらないであろう。(surlyの世界一周用自転車ディスクトラッカー26インチや荷物運搬車ビックダミーも同じ!)

サーリーのロングホールトラッカー(先述のディスクトラッカーのVブレーキ版でご先祖さんにあたる)にディスクブレーキ台座を追加して使っているという方もいるので、 MARINのmuirwoodsも同様なことができるだろう。

4.700Cは速いのか?→決して速くない!

ヤン ハイネさんがおっしゃっている通り、同じパーツを使えば大して速くない。

700Cが速いと言っているのは、ホイールとタイヤとチューブが軽量のものばかりあるからだ。ホイールは14番(クロスバイク用) もしくは15番(ロードバイク用)の32本が当たり前どころか それより少ないのも多い。タイヤとチューブはたくさん種類があり、軽量なものも多くあるため、当然速くなる。ホイールを軽くすることにより人間の方も軽くしないといけない。体重が極端に重かったり、身長が極端に低い場合 使えない。代表的な車種はジャイアントのエスケープ R 3だ。

この状態で北海道一周や日本一周をやってみると数ヶ月もしないうちに、スポークがパキパキ折れてしまって、旅行 どころではなくなる。実際にこうしたトラブルが起きているのは、決まって700Cの自転車ばかりだ。ネット上にこういう記事があるので、皆さん是非ともご参照を!


さらに、海外だと下記の記事をクリックすることでもっと詳しい体験談あり!(700Cは3週間でスポーク折れがでてタンデムに至っては10日で走行不能になった!)

一方650 B は ホイールは14番32本ばかりだ。多少 28本とかの 軽量ホイールもあるようだ。逆に ツーリング 車 なんかは 36本というのもある。タイヤとチューブは700 C と比べて重いようだ。したがって高速で軽量化するにはチューブレスが多く使われる。代表的な車種はジャイアントのグラビエやMARINのNICASIOや日本一周のデファクトスタンダードとなったアラヤのフェデラルだ!

さらに26インチに当たっては、ホイールはほとんど14番32本しかない。こちらの方も650Bと同様にツーリング車は36本 が使われてることが多い。チューブの方も普通のものしかない。よって 650 B に比べてさらに遅くなってしまう。なおチューブレスはブロックタイヤ ばかりのため、さらに選択肢がなくなる!代表的な車種はMARINのmuirwoods(生産終了)や世界一周のデファクトスタンダードであるサーリーのディスクトラッカーだ!


従って、パーツを自由に選びさえすれば 700 c が速いのは当然である。逆に言えば 650Bや26インチの方がスポーク 36本に見られるように、極めて頑丈な設計になっているため、700cと違いスポーク折れのトラブルがほとんど起きない。特に26インチは日本一周くらいまでなら32本で十分なくらいだ。

スポークの強度は、

26インチの32本(36本)=650Bの36本(40本)=700Cの42本[注](48本)

が同じである。

注:42本のハブは存在しないので、上位の48本を使わざるを得ない。よってカッコが付いている後者で比較するとよい。700Cの13番スポークで48本はどのくらい走りが重くなるのだろうか。一度試してみたいものだ!

700cでスポークを強化するなら、13番の36本で組まないとだめだが、悲しいことにこれは自分や業者に依頼して手組みするしかない。(市販品では絶版のトレック520の14番36本が最も頑丈!)27インチのママチャリには搭載されているようだが。

従って、ヘビーツーリングの場合、速く走ることよりも頑丈さを売りとするため 、先述のような設計にせざるを得ない!

まずホイールの場合、基本的に手組みである。 そうすると 700 c の方が重くなってしまうので漕ぎ出しが遅くなる。巡航速度はもちろん 700 c の方がいいのだが、それは力のある方のみに限られる。私のような体育がずっと2の人間やご年配の方 もしくは お子さんなんかは 26インチか 650 B を選んだ方がいいだろう。
次にタイヤとチューブも、信頼性や耐久性を重視するシュワルベ・マラソンのような重量級タイヤを使わざるを得ない。よって700Cのほうが重くなる。

したがって 初心者の方は いきなり700 C にするのではなく 650Bか26インチHEに入った方がいい。 特に女性の場合 平均身長が158cmのため、700Cはでかすぎ、 650Bもでかい。26インチHEでちょうどいいのである。 今乗っている シティサイクルが24インチWOの場合 、大人しくマウンテンの26インチHE 規格を使った方がいい。なお今乗っている シティサイクルが26インチWOの場合 650 B を使ってもいい。 もちろん 26インチHEも使える。

なお700 C で ヘビー ツーリング 自転車を作ってもらう場合、 身長は183cm以上ないといけない。私は高校時代は181cmあったのだが 、今 改めて測ってみると 177cmしかなくなってしまった 。これでは700 C のヘビー ツーリング車は乗れない。 最初から26インチにしといて良かった。(2014年当時、650Bはまだマイナーであった。) どうしても高速走行したければ、ディスクブレーキ台座を溶接してもらい、650 B に換装し直せば良いのである!しかも クロモリフレームのため 溶接は極めてしやすい。

とにかく分かったことは、あまり背伸びをしないで乗ることをおすすめする。 背伸び というのは1秒でも速く700Cの自転車に乗るということだ。 こうした 考えというのは極めて危険である。 実際に一度試乗してみるといい。 確かに Escape R3はクロスバイクの中のスピードクロスと言われるものだ。 しかし 一度でも乗ってみるとわかるのだが 乗り心地が極めて悪く乗る人を選んでしまう。 特に乗っていけないのは、

身長(cm)ー 体重(kg)< 100

の方だ 。乱暴な言葉で言えば デブの方である。 あと女性の方は女性用 と称するものがあるのでそちらに乗った方がいい。
それでも 700 c というのは最低でも170cmないと厳しいのでだいぶ人を選ぶだろう。 ロードバイクは 650 C の方がいいのだが いかんせん タイヤとチューブが少なすぎる。

私がスポーツ自転車を乗るのは1秒でも速く走るためではない。 なるべく楽な力で ママチャリ ではいけないところを大量の荷物を牽引して超長距離を運行したいのである。そうすると 700 c はますます不適格になる。 徹底的に軽量化して走るんだったら650 B で、そうでなければ 26インチを選ばざるを得ないのである 。これに電動アシスト機能をつけても結局 黄金比を考えるなら同じであろう。

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