5.黄金比を無視するとどうなるのか

自転車の黄金比というのはタイヤの大きさである。黄金比を無視すると、わずかな力で遠出することができなくなる。よって非常にロスのある交通システムになってしまう。タイヤがでかすぎるとこぎ出しする力がより必要だが巡航しやすい。一方、タイヤが小さすぎると、漕ぎ出す力は楽だが、 巡航速度を出すことがしにくい。従って ホイールサイズとタイヤの直径を合わせたものが 665±15mm で走行しないといけない。 これを厳守することによって、わずかな力で遠出することができるようになる。

あなたがお金持ちなら、電動アシスト自転車(e-bike)を入手でき黄金比を無視してもいい。またあなたの体力が有り余っているなら、黄金比を無視した自転車(サーリーのオーガー等)を入手してもいい。さらに あなたの自転車の使用用途が2〜3時間のサイクリング 程度だったら黄金比を無視した自転車を入手してもいい。

しかし今後の日本は、国民が革命でも起こさない限り、どんどん貧乏になっていくため 、少しでも力を有効活用しなくてはいけない。 そのため ホイールサイズとタイヤの直径を合わせた合計が665±15mm を満たすような設計をしなくてはいけないのである。私のように 交通手段の用途が自転車しかなくて 、なおかつ 一日中こぎ続けざるを得ないツーリング用途の場合、どうしても黄金比は厳守しなくてはいけないのである。

現代の日本という国は資本主義のため、1円でも儲けることを美徳としてしまっている。そのため、各種メーカーはなるべく高いものを買って、定期的に壊してもらって儲けたいようだ。 昔のように 一生ものと称する製品はどんどん消え去っている。ちなみに 1970年代は自転車の店員さんが自転車を1台作っただけで1ヶ月は生活に困らなかったようだ。今は何十台売っても生活に困るような業者さんが多い。根本的に狂っている!

同じようなことは 鉄道車両にもいえる。昔のブルートレインや0系新幹線は質実剛健で作られたようだ。 気動車だと私が長年田舎で乗り続けたキハ40系がそれに当たる。これらの車両は50年近く使っていて、さらにはアジアや中南米に輸出されていて、今でも現地の人々に大事に愛用されているようだ。これらの材料は 鉄合金で作られてるようだ。 自転車で言うところのクロモリであろう。

それに対し 現代の車両はアルミ系合金で作られており、 15年で 使い捨てて 別の車両に変えるというようなやり方をやっている。 これはなぜかと言うと 徹底的に材料をケチって軽量化して使い捨ててやった方が安上がりだという考えだろう。 新幹線のように軽量化で速く走る車両はこれで活かし方ないが、ブルートレインのように1日中 乗り続けたりする車両の場合、 こういうふうな維持の仕方は不適格だと私は思う。

自転車の世界も基本的に鉄道車両と同じ考えのようだ 。クロモリはどんどん減っていき、 そのかわり アルミやカーボンが伸びている。特に電動アシスト自転車や E バイクはアルミばかりだ!1つぐらいクロモリがあってもいいが、 おそらく自分でカスタマイズして組んだ方がよっぽど 早くできる。 まあ 正直言って1回買って、数年経って 使い捨てて また別車種に乗り換えるという方針 なんだろう。資本主義はこういうところがダメなんだ! いい加減に反省しろ!

現代の日本社会はどうであろうか!このままG 7の奴隷として生きていかなくてはならないのか? 今後BRICS社会が台頭してくると、ますます アメリカの奴隷扱いされるのは言うまでもない。 そうすると自動車を所有することさえできなくなってしまい 、鉄道やバス等の公共交通機関も利用できなくなってしまい(地方は廃線化で悪名高いライドシェアか?)、ついにはすべて人力で動かさなくてはならないような状況に陥る可能性が極めて高い!

自転車 の方もおそらく 、電動アシストやe-bike というのは金持ち特権階級のものだけになってしまい 、貧乏人は普通の自転車を使わざるを得なくさせられている。かと言って ママチャリは耐久性重視のため、重くつくられるので、 非常にロスのある車体となってしまっている。通勤 や通学に使う場合 せいぜい5km程度までではないか。

せめて これらの中間的な車両はないのか?

その答えが 私が前回述べたどんな自転車がいいか の回答である。 つまり 26インチか650B のフルリジットのクロモリマウンテンバイクをベースとした黄金比に則ったツーリング車である。

私は声を大にしていたい!スポーツ自転車に大量の荷物を牽引して、ある程度高速に走れる自転車用キャンピングトレーラーを製作しよう!

これは 悪ふざけで冗談のつもりで行ってるわけではない! 日本人は全員かすみだけで生きていかなければならないような体質になってしまうということを警告していっているのだ!そのかすみでさえも、10月から毒を入れようと企んでいる連中がいる。決して許すわけにはいかない!

だいぶ 過激な話になって本当に申し訳ございません!

6.結論:黄金比は厳守すべきである!

したがって 黄金比は守らざるを得ないのである。黄金比を無視した自転車を利用していいのは、BRICSみたいに今後 伸びるような社会に入れる人々と、金持ち特権階級のみである。

何か言いたいことがありましたら どうぞご連絡ください。誹謗中傷しても何の利益にもなりません。

何かありましたら、お互い助け合って生きていきましょう。 私もなるべく 良いアイデアを提供しますんで 、ご支援・ご協力のことをよろしくお願い申し上げます。

それでは失礼します。

参考 黄金比に則ったスポーツ自転車(黄金比を超えるタイヤは入れない構造の自転車)

サーリー ディスクトラッカー26インチ
サーリー ビッグダミー(ノーマルに限る、あとのビッグファットダミーや電動タイプは除外!)
MARIN muirwoods 26インチ(生産終了)
MARIN  ̶N̶I̶C̶A̶S̶I̶O̶ ̶(2024年9月17日訂正:初期の頃は700−30Cまでしか入らない構造であったが、 700Cの太いタイヤを入れる需要があまりにも多くなってしまったため、最近では700-40C まで入るようになってしまったので取り消す!)

なるべく安く済ませたいなら、MARINのmuirwoods26インチがおすすめ!1993年から販売していて日本では数多く出回っているため。実際に格安で世界一周で使われている場合が多い。(ディスクトラッカーは正規品だと30万円以上し、店で組んでもらっても25万円は下らないため、muirwoodsの中古を入手して組み立てたほうが最安である!)

適正身長(あくまでも目安です)

XS/13→130~140cm
S/15→140~150cm
M/17→150~165cm
L/19→165~180ccm

私の場合身長177cm であったためL/19を選択した。(L/19は175cmを基準としているためちょうどよい!)

昔の私が自転車を入手した2014年頃までのロードバイクと26インチのマウンテンバイクとツーリング車は、ほとんど 黄金比に沿った設計をしていした。(クロスバイクは700−28 C を超える タイヤ ばかりなので 黄金比は完全に無視されてる。)しかし 電動 を使うことで 漕ぎ出しが簡単になったため、あと700Cの太いタイヤの需要が抜群に増えたため、黄金比を無視した自転車が数多く出回るようになってしまった。もう一度、原点に戻って 黄金比に沿った黄金比に則った自転車を再設計 すべきである。 例え 電動アシスト自転車や E バイクであっても!

最後に もし 黄金比を無視した自転車を作るならどんなのが出来上がるかについては、次回 詳細を述べることにする。

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