スマホやミニPCにセルフパワーUSBハブ(ドッキングステーション)を介してUSB-DACを繋げてさらなる高音質化!
最初にスマホをUSBトランスポートとして使おうのスキの方どうもありがとうございます。今回はこの話の続きです。どうぞご期待くださいますようよろしくお願いします!
1.筆者の経歴
私は本当は録音エンジニアをやりたかったのです。しかし、1972年4月生まれですから、当時は1学年200万人以上いて、その中で営業職数名(4人くらい)の採用(録音のこだわりよりも曲が売れればいいという考えだった!)と非常に狭き門でしたから、エンジニア希望の私は速攻で落ちてしまいました。この世代で録音エンジニアをやれたのは、運良く専門学校を出て、先生等のコネがなければとてもなれないと考えております。私は、学歴を見ればわかると思いますが、工業大学の電子工学科です。大学の理工学部の方でレコード会社に入って録音エンジニアをやっている方はどれくらいいるのでしょうか?おそらくゼロでしょう。海外でしたら結構いるのですがね。中には自分で会社を起こす強者もおります! 日本では個人より法人、中小企業より大企業という認識が強い(というより法人や大企業のお金の融資額が圧倒的に違い、特に私の世代は人数が多い分、最低時給の底辺労働しかやらせない!)ですから、有名人で大金持ちにもならない限り、録音エンジニアをやれないでしょう!
そうしますと、今度はオーディオメーカーですが、こちらも狭き門でした。今は、1学年70万人いかないくらい少ないですが、私の世代は余裕で200万人以上いっていました。つまり、3人に1人でないとまともな職につけれないのです。前回オーディオ用の雑誌の YouTube を見たのですが、とある高級オーディオメーカーのエンジニアの後継者を見てびっくりしました。みんな30代以下の方々ばっかりなのです。それ以上ですと、急に50代の後半以降になっておりまして、40代と50代前半の人々は一体どこに行ってしまったのでしょうか? 非常に悲しいです!これはレコード会社も一緒だと思っております。特に録音エンジニアは、この世代は絶滅状態でしょう。録音スタジオ勤務の方は専門学校卒で少しいますが。専門学校ですと、機器の使いこなし、例えば ミキサーや録音機器の使いこなしなんかは、詳しくやるんですが、機器の構造の仕組みや研究開発ということは一切やりません!私はこの音楽録音関係の究極の録音システムの研究を一生涯かけてやっておりました。そのためには、どうしても理工系の特に電子工学関係を勉強しないと録音機の仕組みが全くわからなかったのですから、どうしても大学の電子工学科に行く必要があったのです!
結局のところ、私は録音エンジニアの試験は1回戦で落ちました(というより営業職しか募集していないし、ほとんどの会社が募集ゼロだった!)し、オーディオメーカーはそもそも行くような頭脳のレベルは持っておりません(実際は大卒ではなく大学院の修士以上でないと入れなく、私の友人は大学教授のコネと実力で修士になってとあるビデオ機器の開発メーカーに入った!)でしたので資料はお取り寄せしたんですけども、受けませんでした。 結局は、搬送機器の設計という録音やオーディオとは全く関係ない、全く私に興味ないところだけ、たまたま受かりまして、そこを 2年と4ヶ月勤務してやめてしまいました。その後は録音の研究をしながら派遣業やアルバイト等を両方を持って現在に至ります。(オモテナシと評して24時間365日直立不動でやる介護職だけは死んでもやりたくありません!)
2.筆者のやりたいこと「究極の録音システムの研究開発」「安くていい音のアイデア提供」
こんな環境下で生きてますと、いかに安い価格でいい音にするかということを考えなくてはいけません!その研究成果が今回の発表する内容です。今回は前回のスマホを USB トランスポートにしよう の続編です!どうぞご期待ください!もちろん 本職は究極の録音システムの構築です!そちらの方も発表しますので どうぞご期待ください!
3.スマホにUSB-DACをつなげる更なる高音質方法
スマホorミニPC→セルフパワーUSBハブorドッキングステーション→(1)→セルフパワーUSBノイズフィルターFX-AUDIO PGN2→USB-DAC
(1)→ディスプレイ(ハイビジョン、4k動画再生)
(1)→LAN
(1)→SDカードリーダー
シンプルに接続するにはUSBハブorドッキングステーション省略でも良い
図が書けなくて全く申し訳ございません。スマホにUSB-DACを直結しますと0Vと 5V の電源をスマホからDACに供給するっていう形になります。これですとスマホの内部の電源とDACの接続する部分が共有しあって音質が悪化してしまう可能性があります。
そこで、スマホとDACは音楽信号だけ伝送し、電源は外部から供給します!これには、セルフパワー用のUSB ハブを用意して使います。セルフパワーっていうのは、「セルフ」という通り、自分でガリウム電源等の高音質電源を使って、それをUSBハブに供給するものです。それに対してバスパワーというのは、スマホの電源を使って音楽信号と電気信号の0Vと5V両方をUSB-DACに供給することです。音楽信号だけではなく電源も同じケーブルで繋げてしまうため、音が悪くなるということです!もっと問題なのはこの0Vと5Vの電源でUSB-DAC そのものを動作している機器です。本当でしたら、USB-DACにも電源を USB-DAC専用の電源を用意して供給した方がいいのですが、安いものですと スマホからもらう機種もありますので注意が必要です!
最後になりますが、ドッキングステーションとは別に、ノイズフィルターを搭載したUSB-DAC用のセルフパワーUSBハブ(FX-AUDIO PGN2等)を加えると、さらに良くなる可能性があります!ただし動作しかねることがありますので注意して自己責任でやりましょう!
4.更なる高音質化
さらに高音質化するにはどうすれば良いか?
まず手っ取り早いのは、ミニ PC の入手です!N100でいいでしょう。万が一のサブPCとして使うなら16GBあったほうがいいでしょう。ガリウム電源も入手しておきます!(CPUやメモリやSSDやガリウム電源の銘柄等こだわるとキリがないので今回はここまでといたします。)
5.自作オーディオ用ドッキングステーションの構想!
あと 私の妄想ですが、いろいろ考えていました。
自作オーディオ用ドッキングステーションの検討!
・OCXO搭載?(数10万円、中古だと数万円から)
・10MHz入力端子付き?(PLL、DDS搭載で数万円から高価なものだと数10万円かかる)
・TCXO搭載、フェムトクロック搭載?(数万円)
・サンプリングレートコンバーター搭載でクロックと波形整形回路直結(SPDIF付きで数万円、アタック感がすごいが、サンプリング周波数が固定されてしまう問題もある!)
最後になりますが、皆様方に多大なるご支援とご協力のほどよろしくお願い申し上げましてこの文章を終わりにします。ご清聴ありがとうございました!