午前3時の冷めない夢
友だちは、悪くない、
ということを先に言っておこう。
友だちは、どこも悪くないし、
誰に対しても、何の落ち度もない。
友だちが悪いんじゃない。
責める理由なんて、一つもない。
友だちは、
作者だ。
ぼくの友だちは、
新しく創るひとなんだ。
冒険を恐れずに、
大勢と船に乗って、
海に出て、
世界を見に行ったんだ。
友だちは、
いつも大勢と一緒にいるのが好きなんだ。
理由はかんたん。
たくさんの荷物を背負って、
みんなの背中を軽くしてあげるのが
ほんとに好きなんだもん。
好きなことをしている、
友だちを見るのが、
何よりも僕の幸せ。
僕は、船酔いするから
ずっと言えなかった。
でも、今度会ったときには、
勇気をだしていう。
僕も一緒に船に乗せてくれないか?