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夏の夜の悪夢 蚊に刺されないためのカギは足にあった!


プ~~ン、パチンッ!夏は好きだけど、蚊に刺されるのがうっとうしくてイヤになる、という方も多いでしょう。しかも蚊は夜行性。深夜0時~2時に活発に動くと言われています。寝ている間に蚊に刺されないためにはどうすればいいのでしょうか?

筑波大学が主催する第11回「科学の芽」賞を受賞した研究にこんな研究がありました。
田上大喜さんは高校生の時に、蚊のアレルギーがある妹のためにある実験を始めました。採集した蚊に妹のいろんな衣類を近づけたところ、妹の履いた靴下にメスの蚊が集まり、交尾が始まったのです。
でも、足が一番匂うのはお父さんなのに、家族の中で蚊に刺されるのは妹だけ。足が臭うわけでもない妹の靴下に、なぜ蚊が集まるのでしょうか。
家族の足や同級生の足の菌を採取し培養したところ、妹の足にある常在菌の「種類」が多いことがわかりました。
つまりメスの蚊は「足が臭う人」ではなく、「足の常在菌の種類が多い人」の血を吸いたくなることがわかりました。

それではイヤな蚊に刺されないためにはどんな方法があるのでしょうか?
田上さんによると
①寝る前に足首から下を清潔にすること
   アルコールのシートで消毒したり、足の裏や指の間を石鹸で洗うのも有効です
②日常履く靴下を新品のものに履き替えること
③山椒や酢、ティーツリーオイルを足に塗ること
などが有効だそうです。

僕自身小学校の頃は毎晩蚊に刺されて目が覚めて、半べそをかきながら掻いていました。お子さんの足を寝る前にアルコールのシートで拭いてあげてみては?
夏の夜、ご自宅で、キャンプで蚊に悩まされている方はぜひお試しください。

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