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終わりよければすべてよし

こんにちは!

こしあんです。

あなたは旅行に行ったときどんなことが印象に残っていますか?

美味しい食事や素晴らしい景色、はたまた旅先でのトラブルなんてものもあるかもしれません。

いろんな思い出があると思いますが、1から10まですべての出来事を覚えているわけではありませんよね。

私たちは記憶を断片的に憶えていてそれを引っ張りだしているわけですが、どんなことが私たちの記憶に刻まれるのか。
同じ旅行に行ったとしても「そんな事あったっけ?」となることもあります。
人それぞれ覚えていることが少しずつ違います。

この記憶の選定は何を基準にしているのか不思議ですよね。

認知心理学者ダニエル・カーネマンとエイモス・トベルスキーの実験によって一つわかっていることがあります。

それは、人は最も感情が高ぶった瞬間(ピーク)と終わりの瞬間(エンド)を思い出すことがあるということです。

これを「ピーク・エンドの法則」と呼んでいます。

これは良い思い出であろうと、辛い記憶であろうと変わりません。

そして、その経験した「時間」というのも関係がないと言います。

つまり一瞬でもあなたの感情が高ぶればそれは記憶に残ります。
日常の何でもない時間が早く過ぎていくのは、記憶に残ることが少ないせいなのかもしれません。

また「終わりよければすべてよし」といった言葉もあります。
これもピーク・エンドの法則が働いているのではないでしょうか。
最終的な記憶が良いものなら私たちは「いい経験だったよね」と締めくくることが出来ます。

ある企業ではこの法則を活かして、非日常を演出し感情が高ぶるピークを作り上げようとしている所もあるそうです。
楽しかった思い出が重なれば社員同士の繋がりも強くなっていくようですね。

もし、心が動かされるような良い経験をしたとき、面白いことが起こったとき、十分にそれを味わい積み重ねていけば、時折思い出す記憶も良いものになっていきます。

まあ、そのためには自分の意識を外に向けて、いろんな経験をしていくしかないのかもしれませんね。


今回はここまで

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最後までお読みいただきありがとうございます。

それではまた次回お会いしましょう。

※この記事は読んだ本をもとに考察し、私の経験したことなども踏まえて書いています。
そのため、参考にした本とは結論が異なる場合があります。
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▼引用元書籍


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