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「しりとり」で音楽を聴く試み(4)

何かの縁がある音楽を次々につなげて聴く遊びです。

前回はこちらです。↓

前回の最後はギャビー・パヒヌイでした。

次はギャビーの先達で、偉大なるハワイアン・スティールギター奏者のソル・ホーピイを選びます。アメリカ本土のカントリーやジャズにも影響を与えたホーピイの演奏は、今聴いても本当にすごい!

さて、ハワイのオルタナティヴな音楽に最初に注目した日本のミュージシャンはおそらく久保田麻琴。久保田麻琴と夕焼け楽団の『ハワイ・チャンプルー』は、ハワイ音楽・沖縄音楽・テックスメックスなどが「チャンプルー」状態になった大傑作です。

このアルバムの1曲目「Steel Guitar Rag」は、ウェスタン・スウィングのボブ・ウィルスのレパートリーで、多くのギタリストがカヴァーしています。まずはボブ・ウィルスのヴァージョンを聴いてみましょう。

続いては、ヴェンチャーズでおなじみ、ノーキー・エドワーズの演奏です。

では、ノーキー在籍時代のヴェンチャーズを聴きましょう!

現在最も尊敬されているギタリスト、と言っていいビル・フリゼールの最初のアイドルはヴェンチャーズで、子どものころに「Pipeline」をコピーした、とインタビューで言っていました。ビルがとうとう自分のリーダー作で「Pipeline」を演奏した(しかも1曲目で!)『Guitar In The Space Age』でしりとりの4回目はおしまいです。

(次回に続きます)

*おまけです。
3月21日発売の新刊『ページをめくるとジャズが聞こえる 村井康司《ジャズと文学》の評論集』が Amazonにアップされました。
中身のさわりも見られます!





 



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