販売プロセスのフローチャートを作ってみた【参考ひな形公開!】
フローチャートとは?
会社が行う取引の最初から最後までどのような流れで行われているかを可視化するものがフローチャートになります。
そして販売プロセス、購買プロセス、人件費プロセス・・・など会社の重要な業務に応じて様々な種類が存在しています。
実際にどんなものかというと、下記の画像のようなものになります。
こちらの販売プロセスフローチャートフォーマットは本記事末尾にスプレッドシートのリンクを公開しているのでDLしてご利用ください!
見積から入金起票までの流れが図示されています!
どの会社でも一番重要となる販売プロセスの例に出すと、
見積書の作成→申込→納品→請求書作成→売上計上→入金→仕訳計上
といった一連の流れを可視化します。
フローチャートの重要性
フローチャートは下記の観点から利用されます。
業務の可視化
業務の効率化
不正の防止
まず業務が可視化される事により、いつ誰が何をしているかが把握できます。
これを社内に共有することで全社員が会社のプロセスを一目で把握でき、相互理解にも繋がります。
そして全体が把握出来たら、どこのプロセスが不効率になっているかを特定する事が可能になります。
例えば・・
「申込書(発注書)を受領した後にExcelで請求書を作成しPDFにして取引先へ送付ている」
このプロセスに対して、請求書作成はツールを利用し効率化を図ろう。
と改善が可能となります。
さらに、不正防止にも役立ちます。
極端に言うと、見積書の作成から請求書の作成・売上の計上まで一人の営業担当者で完結しているようなフローになっていると、架空取引を容易に実行できてしまいます。
そのため、上長承認をプロセスに入れる、売上の計上は別の部署で実施する等フロー改善を行うことで不正を防止する事が可能となります。
特に、このフローチャートはIPOを目指している会社では必須の資料になります。
監査法人のような外部の第三者に当社ではこのようなプロセスで業務が遂行されていますとフローチャートを使って説明します。
監査法人は、このフローチャートが不正を防止するようなプロセスになっているか、フローチャート通りに業務が遂行されているかといった観点からも監査します。
いきなり会社のプロセスすべてをフローチャート化することが難しい場合は、自分のいる部署の業務をフローチャートに落とし込む事から始めてみてもいいと思います。
会社の業務を効率化したい方にとっても1つのアイテムとして有用なのでぜひ作ってみてください。
下記にフォーマットもご用意しているのでご利用頂ければ幸いです。
ではまた。
販売プロセスフローチャートフォーマット公開
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