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#PVSF2023Sp 運営より

今回のPVSFは、前回からたったの3ヶ月。そのような製作期間に限りのある条件でも、素晴らしい映像作品の数々に恵まれた回であったように思います。

私としても前参加していた方が何段階も成長してまた参加してくれた喜び、そして多くの初参加があったことにとても安心感を抱いています。視聴者層が入れ替わりつつも目立った減少がみられないことは、世代交代ができている証であると感じています。その一方で、作品数、視聴数ともに増加の傾向が見られないことは運営の力量不足を感じる次第です。

今後も映像を始めたて、これから頑張りたいような方の登竜門として、そして映像を長らくやっている方も、自主制作の受け皿としてぜひとも「PVSF」というものを活用していただければと思います。

見えてきた課題とその対策

さて、ここからはPVSFにみえてきた課題について、何個か取り上げたいと思います。

1つ目はハードルが上がりすぎていること。PVSFはこれまでの歴史の中で、数多くの界隈を震わせるような映像に恵まれてきました。しかしその一方で、PVSFのハードルが上がり、作品数自体は減少傾向であることは事実です。「量」より「質」を重視する時代へ変化したとも言えます。この傾向をプラスとも捉えられるとは思いますが、やはりマイナス面での影響は無視できません。初心者の受け皿として機能しなくなる恐れがあるからです。それは新規層が入りにくくなることを意味し、企画の将来の参加者を減らしかねないのではと危惧しています。そこで今回は時間制限を置いた「PVSFミニ」を開催しました。しかし短期間でもバケモンみたいに強い映像に恵まれてしまったので、初参加と2回目以降で括りを分けるなど、抜本的な対策が必要かもしれません。

2つ目は団体の部の合作作品の減少。これに関しては「めっちゃでかい合作」が憧れの的であった時代から、「各々の自主制作」が皆の憧れの的である時代への変化。1年前のPVSF2022Spとその次の2022Sで非常に数多くの合作作品が投稿されたことによって、「合作」という形態自体に一部の例外的な合作を除いて飽きがきているのではないかと考えています。その風潮を形成したのは間違えなくPVSFであることは言うまでもありません。ただ、合作よりもまとめ掲載時間が短い個人の部の増加で、まとめ動画のテンポが上がっていることは、プラスと捉えられるでしょう。ただまとめ動画が短くなっていく傾向が止まらず、印象としては良いものではないのではないかとも思います。

3つ目は鑑賞会で皆が喋りやすい環境を提供できていないこと。初期はほとんど身内の延長線上だったこの企画も、現在ではさまざまな界隈、人、作品が入り乱れ、鑑賞会通話で初対面の相手も多いことでしょう。しかも通話の参加人数は30人強であり、イメージとしてはクラスに向かって発表しているかのような感じです。そのような状況では、喋りやすい環境とは言えません。しかしこれはオンラインという性質上のやむ負えない側面もあります。私の父が前していた話で印象に残っていたのは「オンライン飲み会はつまらない」という話です。その理由として「一度に喋れるのは一人が限度(同時に複数の会話が成立しない)」「聞く時間が長くなる」ということです。これは鑑賞会通話でも通じることではないでしょうか。次回以降はclusterとかでアバターを操作して各々で話せるようにしたらまた面白いのではないかなと考えています。ただ自分から話さずとも受け身で聞いてるだけでも楽しめる今の形は今の形で、それはそれで映像界隈に合っているのかなとも少し思います。


↓企画アンケートです。ぜひご協力をお願いします。マジで助かります。

匿名フォームもあります。なんか運営に言いたいときはぜひ↓
https://forms.gle/FVqtJPBTivsqGTr77


今回も楽しく運営することができました。これも皆さんのお陰です。本当にありがとうございました。

また会いましょう。

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