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好きな役者、嫌いな役者。(好きな役者編)

好きな役者のタイプと嫌いな役者のタイプについて書いてみたいと思います。本日は好きな役者編。好きな役者については簡単。これまでに「いいなぁ」と思ったタイプやポイントを並べていけばすぐにわかる。それではいってみよー。

芝居が抜群
極端に言えば「その人の芝居を見るためだけにチケット代を支払って惜しくない」レベルの仕事が出来る人。

胡散臭い役が似合う
技量が無ければ目も当てられないのが胡散臭い役だと思っています。また、技術を磨くことを怠り現状維持に甘んじれば、すぐに色物・飛び道具になってしまう危険も孕んでいる。演じられる人はある程度限られていると思います。

小手先ではなくみせるスキルがある
技量と鍛錬がモロに出るポイントだと思います。見せるだったり魅せるだったりするのですけども。エンタメ風の見せ方で、うまく器用にこなす人は多いけれど、器用さで回すと薄っぺらいのですぐバレる。真にエンターテイナーたれ。

容姿に依存しない
「その役が自分の容姿を持っている」のであって「この容姿を持った自分があの役を演じる」のでは無い、という話。「役」を演じるにあたって「自分」の容姿に依存したら途端に説得力を失ってシラケる、そういうのはバレる。

自我を殺すことが出来る
役者だもの、我が強いのはわかるんです。我が我がになりやすいのもわかるんです。それを自制できるかどうか。「自分はこう思う」とか、作品の上では関係ないから。エゴを殺してどれだけ作品に没頭できるか。

自己をキャラクターに昇華できる

上の項目と近いのですが、役者本人の我や欲をあくまで要素と捉え、役を組み立てていくための材料のひとつ、くらいに扱える人が好きです。役が持つチャームポイント・個性のひとつというイメージ。どんなに濃く映っても、もう一人の人格くらいのレベル。

これらが既に出来ている俳優、あるいは、今出来ていなくても本人の心掛け次第でそうなる可能性のある俳優が好きです。

あ、そうそう。私はそれが出来ている人なり近い人を「俳優」と呼びます。

この「俳優」というのが意外と少ない。芝居は抜群にうまいけど俳優とは呼び難いという人は多い。舞台を観て「この人うまいなぁ!でも惹かれないんだよなぁ!」っていう、それです。すごく有名な方であっても、あまり名前は知られていないような方であってもです。スター性とかカリスマ性とも違うと思うんですが、なんなんでしょうね……。まだ言葉に出来るところにはありません。

それにしても「好き」の話だから主観バリバリたっのしー!って超無責任に書いてもーた。や、満足。

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ろこ
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