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デザイナーの働き方について考える

私はいま、社内デザイナーとして仕事をしています。派遣社員で。そしてもうすぐ契約が終了します、労働者派遣法が改正され3年と定められた、その期日を迎えるため。

派遣先からは直接雇用の話が上がってきています。契約社員として。直接雇用に切り替える場合、待遇はほぼ変わらず仕事量と責任は増します。待遇について交渉する余地はありますが……。

契約の更新について言えば、派遣の「3ヶ月ごと」から契約の「1年ごと」に変わるだけで特段の安心感やメリットが生じるわけでもありません。仕事の内容について言えば、これまで同様プロジェクトに直接携わることも無いでしょう、正社員ではないので。そんな立場です。

新しい環境で新しいデザインをしてみたいという思いがあります。マーケティングも学びたいし、デザインや販促に対して積極的な現場で仕事をしたいという思いもあります。刺激し合える環境に身を置きたいとも思います。

反面、演劇分野での活動もしていきたいのでスケジュールを融通しやすい今の職場が捨て難いという気持ちもあります。ようやく慣れた風習やシステムを捨て、新たな環境で一から覚え直し習慣化するまでを考えてはためらいもします。今の職場にトラブルメーカー的な存在が多いのは事実ですが、一方でこれまで勤めてきた中でもっとも人に恵まれた職場であることもまた事実です。

新しい場所を選び心機一転リスタートするのか、今の場所を選び変えてゆくのか。内容・待遇・演劇との兼ね合い・気力・体力・生活……。非正規が嫌で正規がいいというワケでもなく、自身の気力体力とも相談しながら。それに今は自分が把握しているよりもきっともっとずっと多様な働き方があるハズですし。

私の場合、演劇・宣伝美術という要素が入ってくるため多少なり変則的な部分もあるのですが、逆にひとつの例としてはよいのかな、などと思うところもあり、noteで記せるものは書いてみようかと思います。

そんなこんなで、今しばらくは働き方・仕事について考える日々が続きそうです。

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ろこ
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