トムソンテクニック無料公開「カテゴリー分類について」
トムソン テクニックは、基本的に患者さんがうつ伏せになっている時の足の長さ(状態)を基準に色々と判断していきます。
その際にカテゴリーというのがありまして、それを覚えないといけません。
カテゴリーは大きく分けて5つ!
患者さんの状態(カテゴリー)によって施術部位が変わります。
ですので、まずこのカテゴリーを覚えてしまいましょう!
そこまで難しいものではないので、安心してください。
【正常時】
1.うつ伏せ時、足の長さが揃っている。
2.足を90°曲げた際、足の長さが揃っている。
3.顔左右に向けた際、足の長さに変化が見られない。
上記の正常時が基本形になります。
ここから、どのように変化していくのかでカテゴリーが変わっていきます。
①
【ポジティブ ディアフィールド】+D
1.うつ伏せ時、どちらか一方の足が短い。
2.足を90°曲げた際、短い方の足が反体側より長くなる。
3.顔を左右に向けた際、足の長さに変化が見られない。
②
【ネガティブ ディアフィールド】-D
1.うつ伏せ時、どちらか一方の足が短い。
2.足を90°曲げた際、同側の足が短いままになっている。
3.顔を左右に向けた際、足の長さに変化が見られない。
③
【サービカルシンドローム】CS
1.うつ伏せ時、どちらか一方の足が短い。
2.顔を左右どちらか一方に向けた際、足の長さが揃う。
・顔を右に向けた際、足が揃う=ライト サービカル シンドローム
・顔を左に向けた際、足が揃う=レフト サービカル シンドローム
④
【バイラテラル サービカルシンドローム】BCS
1.うつ伏せ時、足の長さが揃っている。
2.足を90°曲げた際、足の長さが揃っている。
3.顔を左右に向けた際、顔を向いた方向と同側の足が短くなる。
・顔を右に向けた際、右の足が短くなる。
・顔を左に向けた際、左の足が短くなる。
⑤
【エックス ディアフィールド】XD
1.うつ伏せ時、足の長さが揃っている。
2.足を90°曲げた際、どちらか一方の足が短くなる。
3.足を90°曲げた状態を維持しながら、顔を左右に向ける。
・顔を右に向けた際、足が揃う=ライト サービカル シンドローム
・顔を左に向けた際、足が揃う=レフト サービカル シンドローム
*サービカル シンドロームに当てはまらなかった場合、ディアフィールドのトリガーポイントをチェックする。
上記の5つのカテゴリーに分類されます。
正常時と比べてどのように変化したのかで判断していただければ!
【正常時】
1.うつ伏せ時、足の長さが揃っている。
2.足を90°曲げた際、足の長さが揃っている。
3.顔左右に向けた際、足の長さに変化が見られない。
次回からはカテゴリーを一つ一つ説明していきますね。
まとめた表を作成しましたので、ご参考までに…
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