あの時と似た出来事
ここ最近の自分の感覚は震災の時と似ている。
世の中のざわつきも
不穏な空気も
怒りの下の不安も疑心暗鬼も
どことなく似てる。
あの時は日本のあの場所が混乱していたから
どこか関係ないような人たちも正直いたと思う。
もちろん
大変だ、心配だとそう思ってくれていたと思う。
支援も励ましもたくさんもらった。
でも今回の事は世界を巻き込んだ大きな出来事で
震災の時よりも何か不穏な感じがあったりする。
まぁこれは自分自身が勝手に感じてることなんだけど。
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こういう非常事態が起きると人の本性がよく見える気がする。
今回もそういう経験をして震災の時のことを思い出した。
仕事でも
人間関係でも。
価値観というか考え方の違いが顕著に出る。
その場面に出くわして
自分の中にもやっと灰色の雲みたいなのが浮かぶ。
言葉では言い表せない感覚。
でもすごく悲しくて仕方なくなる。
我が我がとなるのは、それだけ必死なのかもしれない。
色んなこと勝手に決めるのは、何とかしなきゃと必死なのかもしれない。
みんな慣れてないことには不安だし恐いはず。
何かを我慢して歯を食いしばったりもしてるはず。
分かってる。
分かってるつもり。
きっとお互いに。
だけど上手くいかないね。
これが価値観の違いなのかな。
ある意味知れてよかったのかもしれない。
もし相手に何かを期待していたのならばきっとその人のことを好きだったんだろうね。
分かって欲しいという気持ちがあったからそう思えていたのだろうし。
だけど
こういう時に出るほんとの価値観は恐ろしい面もあったりして。
関係性を手放そうと固く決意させる力を持つ。
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どんなに後から普通の顔をされても
どんなに後で言い訳をされても
忘れられないものがある。
本当に必死でお互い余裕がなかったんだ。
それぞれに事情があって仕方なかったんだ。
そう思えることもある。
難しいね。
「縁がなかったんだ。」
そう思うしかない時もあるし
「自分の価値観や生き方を再認識させてくれた。」
そう思うこともある。
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今の状況下では
誰かを責めたり
何かに怒ったり
ただただ怖かったり不安だったり
そうなるよね。
自分もそう。
何を書きたかったのか分からないけど
とにかく
人のいろいろを目の当たりにして悲しかったっていう話。