見出し画像

閣議決定!「総合経済対策」で未来の働き方がどう変わる?

先日、政府が「総合経済対策」を閣議決定しました。

「閣議決定」というのは、簡単に言えば「日本経済を活性化するための、国の方針が正式に決まったよ!」ということですよね。

この総合経済対策、内容を詳しく見てみると67ページにわたる資料!
あまりに多岐にわたるため、今回は私の仕事に関係がありそうな「雇用」「働き方」などのポイントだけを、簡単にまとめてみました。


我々の給与が上がる!

まず注目なのが、最低賃金を全国平均で1500円にするという目標が掲げられたことです(2020年代中の達成を目指すそう)。
「賃金が上がるってことは、今の生活よりも豊かになる?」と期待したいところですが、実現には中小企業のサポートがカギとあり、政府も中小企業の経営基盤を強化する支援を進めると書いてありました。


スキルアップが当たり前の時代になる

「一つのスキルで一生安泰」という時代は終わりを告げました。政府も「リ・スキリング(学び直し)」を支援する方針を打ち出しています。
例えば、デジタルスキルの習得や、成長分野への移動がスムーズになるような仕組みづくりを進めるとのことです。


労働者不足と働き損の矛盾解消!?「103万円の壁」がついに動く

2025年度には、「103万円の壁」が引き上げられる予定です。
これまで多くのパートで働く方々が「収入が103万円を超えると配偶者控除が受けられなくなるから働きすぎないようにしよう」と時間をセーブしていた問題に、一定の対策が取られる『かも』です。
ただし、現状の「130万円の壁」(社会保険の扶養条件)がそのままであるため、「働く時間を増やしても損をする」状況が完全に解消されるわけではないのが課題です。
という事で『かも』を追記しましたが、これを言ったら全てが「かも」ですよね(笑


中小企業と地方を支える新しい動き

地方創生やDX(デジタル化)も、総合経済対策の大きな柱となっているようです。政府が中小企業に対して予定している支援を挙げると、以下のようなものがあります。

  • IT化や業務効率化への支援

  • DX推進ラボとの連携で、デジタル技術の導入促進

  • 省力化投資の補助で、業務をもっと効率的に


最後に

今回の「総合経済対策」は、まだ具体的な実施に時間がかかる部分もありますが、国の方針「やる方向性が決まった」というのは大きな一歩です。
Cork株式会社も、雇用の創出や中小企業の人事・人材戦略を全力でサポートし、総合経済対策の波にしっかり乗っていきたいと考えています。


Cork株式会社ホームページ


いいなと思ったら応援しよう!