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役職を複数持っているマネージャー層がいる会社は危ない?!

これはふと思った仮説なのでサンプルはまだ2,3しかないのですが、ある程度の規模感の会社(社員100人以上〜)において、マネージャー層、役員、経営層の1人が、3つも4つも5つも役職を持っているケースありますよね。例えば、マーケティングのトップがコーポレート、マーケ、人事の3つのトップを楽しそうにやっている会社 ( ※楽しそうと表現したのはFacebookやTwitterでトントン拍子に役職が増えたと楽しそうに語っているのをよく見るので)を見かけますよね。
 
たまたまそういう会社の中を知る機会があったのですが、そういう会社の社員のレベルが平均的に低いなあと感じることが2,3度ありました。とても単純な話なのですが
優秀な人材が集まっていないとできる人1人が複数の役職を持ちがちになると思われます。それが分かる形で表面上に現れるのが役職数なのではないかと。

本来、優秀な人材が適切なポジションに集まっていたら、その人たちに役職と権限が分散されるはずですし、もし優秀な人材が集まっているのに権限が譲渡されていないのはそれはそれで組織としてどうなのかという話になります。

他社を調べる時、例えば転職を考える時など、外から中を知れる情報は少ないと思うのですが、こういう視点で組織全体を見てみるだけでもその会社がいい会社かそうじゃないか判断できちゃう予感がします。ちなみに私が知る優秀な人材しか集まっていない会社は、どの役職を見ても専任でついてましたし、ええっ、この人がこの役職だけなの?!贅沢ぅーっていうケースか、社外からより適任な人材を連れてきたので役職を交代させますとプレスリリースをよくうっている会社ですね。

こんなの当たり前のことじゃん。と言われるかもしれないですが、意外とこの視点で会社を見ていない人がいると思いNoteにしたためました。会社選びで苦労している転職者や就活生の方とかはトップがどの範囲まで1人で役職(権限)をもっているか聞いてみるといいかもしれません。優秀な人材が集まる環境だと自分の成長も段違いになりますので!
逆の発想で、そういう会社でトップを駆け上がるキャリア的に美味しい複数の役職を経験するというのも良いのかもしれません。(鶏口牛後)

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