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今とこれから。深くて多様な「目標林型」
間伐施業を現場で指導して頂く機会に恵まれた
どの木を伐採するのか? 太い木、細い木、曲がった木・・・
実に難しいが、ダメな木を伐採するというのは、「ネガティブ間伐」
あるべきは、これから、この山をどうしたいのか?
ゴールを思い描くバックキャスト的な発想で伐採する「ポジティブ間伐」
要は、その林地の「目標林型」をしっかり定め、長期に亘る各種施業に
一貫性(つながり)を確保していくということだ
農産物にはこだわりや差別化による「作り手の顔の見える農業」があり
これにより付加価値が生まれている
山林にだって、その林地に応じた「目標林型」によるストーリーがあれば
付加価値は生まれていくのではないか
成長度合いだけではなく、そもそもの土壌の肥沃度や傾斜の状況、樹種、
そこに生きる生物(生物多様性)など、何をどう優先して考えるかにもよる
実に多様で奥深い
様々な状況分析と、その推移の事例化によるAIサポートが必要そうだ