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僕たちはいつも、本気の度合いを試されている
これは僕が、過去にECサイトを運営していたときの話です。
ページ上で販売する商品の撮影は、なかなかに手間のかかる作業でした。でもある日、まるで自分の撮影技術がグッと上がったように感じた瞬間があったんです。
それは、品質の高い商品を撮影したときのことでした。
光の当たり方や角度を少し変えるだけで、その商品は驚くほど美しく映える。撮影している僕自身も「これはいい写真が撮れるぞ」と、気持ちがついつい昂るんです。
僕はふと、この経験から気づきました。
良い素材とは、それを扱う人の調子さえも高めてくれるんだ、と。
そして今、こうも思うのです。
「この現象は、コミュニケーションにも通じることだ」
たとえば今、あなたと会話をしている相手が合いの手を入れるのが上手いとしたら、自然とあなたの話す気持ちも盛り上がりませんか?
適切なタイミングで「そうなんだ」「それで?」と相槌を打たれる。
「面白いね!」「うん、その考えは新しい!」と共感される。
こうした反応をもらうだけで、こちらの気持ちは不思議と前向きになり、もっと深く話したい、もっと自分を出したいと思えるものです。
つまり、相手の態度や反応が言わば「良い素材」であるほどに、こちらのコミュニケーション能力が引き上げられるんですよね。
では、僕たちはどうすれば「良い素材」になれるのでしょうか?
それは、いかにその人を想うか、そしていかにその瞬間に賭けるかにかかっています。
相手の話をどれだけ真剣に聞いているか。
自分の言葉で相手をどれだけ引き立てられるか。
これらは、ただのスキルではありません。
「本気」で相手に向き合う姿勢そのものなんです。
僕たちは、日々の会話や仕事の中で、どれだけ本気で関わっているかを試されています。そして、その本気が相手を引き上げ、自分自身もまた成長させるんです。
だからこそ、相手の話に心を込めて反応する。目の前の仕事に全力を注ぐ。そんな小さな行動が、やがて大きな成果を生んでくれるでしょう。
今日の会話や仕事の中で、ちょっとだけ意識してみてください。「いかにその瞬間に賭けるか」を。本気で向き合うことで、あなたも相手も、そしてその時間そのものも、さらに有意義に輝き出すはずです。
丁寧に紡いだコトバは、大きな信頼を築きます。だからこそ、そのメッセージにあともう少しだけ時間をかけてみませんか?込めた想いの深さが、安心感や親近感を届け、やがてそれがあなたと相手を結ぶ、大きな信頼へと育っていくのです。
— 新山@エモーショナルコピーライター/寄り添いコトバのチカラ (@coremail_marke) January 2, 2025
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