Kindle出版3つの失敗-売れ筋ランキング15冠達成の裏側に何があったか?-
正直に白状します。
今回のKindle出版にあたって、僕はすでに3つの失敗をしてしまいました...
これからKindle出版を考えている方、あるいはすでに出版されている方も、僕と同じ失敗をしないでほしいのです。
さて、その失敗とは何なのか?
まずは1つ目の失敗です。
失敗①【出版審査への不理解】
KindleはAmazonのシステムを使って比較的簡単に出版できるようになっています。
出版そのものは画面の指示に従って入力を進めていけば完了しますが、忘れてはいけないのが、出版前の審査です。
ここで僕は審査期間を甘く見積もりました。
Amazonでは最大72時間と記載されてあるのに、「そんなにかからないだろう」と勝手な解釈をしてしまったのです。
そんな僕がカウントダウンを宣言したのは 10月16日のこと。
3日後の10月19日にはキャンペーンを控えていましたが、
実はその時はまだ...
審査が通っていませんでした(笑)。
結局、72時間もかからずに審査が間に合ったのですが、今振り返ると冷や汗ものでしたね。
失敗②【𝕏のインプレッション激減】
明らかにインプレッションが半減しました。
綺麗にちょうど、3ヶ月前の半分ぐらいです。
いえ、これは完璧に僕に原因があるんです。
なぜならばこのKindle書籍を執筆するために、不定期にポストを休んだからです。
期間にしてそれは2ヶ月ほど。
でもやはりSNSの投稿は、継続してナンボなのです。
結論として僕は、自分の発信力に期待することができないままキャンペーンの日を迎えました。
(フォロワーの皆様に熱烈にお助けいただきました!)
今もインプレッションは戻っていませんが、毎日お読みくださるあなたに向けて、コツコツと発信を続けていきます!
失敗③【訴訟問題の可能性】
この失敗が一番深刻でした。
当初の書籍の内容や表紙に問題があったことに気づかず、それが原因で書籍の存在自体が白紙になる可能性もあったから。
とは言え、これも完全に僕のミスです...
もし気づかないままだったら、書籍は世に出なかったかもしれません。
この失敗について気になりますか?
その失敗とは...
当初の書籍タイトルが商標を侵害していたことです。(!)
書籍を8割書き上げ、タイトルも決定し、表紙もデザイナーさんへ発注し、完成。
すべてが順調に進んでいたある日、何気なく特許庁の商標検索で書籍のタイトルを検索してみたところ...ばっちりヒットするではありませんか!
この時の衝撃と言ったらありません。もちろん、僕に侵害する意図はさらさらありませんでしたが、そういった主張が当然通るわけではないことは分かっていました。
少し想像してみてください。
書籍のタイトルを変えるというのは、想像以上の手間がかかる事態ということを。
書籍内で何度もタイトルを記すのは当たり前ですし、表紙にだって大きくデザインされています。(そもそもタイトルですからね...笑)
でも、これだけでは済みません。最悪の場合、新しいタイトルに合わせて本文の内容まで書き直さねばならない可能性だってあったのです。
幸い、僕の場合は本文の書き直しは最小限で済みました。
しかしすでにお察しのとおり、デザイナーさんには多大なご迷惑をおかけしてしまいました...
結論として、普段なら商品開発やビジネスの権利関係を確認する意識があったのに、「Kindle出版においても商標確認が必須」だということを、僕はすっかり見落としていたのです。
もしこの事実に気づかずに出版していたら...?
Amazonという巨大なマーケットの中で、商標侵害をし続けていたかもしれません。そして、いつか大問題として明るみに出る日が来ていたでしょう。
この経験から学んだのは、書籍出版でもしっかり商標を確認することです。ちょっとした確認作業で、大きなトラブルを避けられるかもしれませんよ。
まとめ
このように、今回のKindle出版では、計画段階でのチェック不足や、投稿の継続ができなかったことで、いくつもの失敗を経験しました。しかし、それらの失敗を通じて学びを得たことで、今後はさらに堅実な計画を立て、同じミスを避けられる自信がついています。
書籍の出版や何かを世に出すプロセスでは、多くの予期しない問題が発生するものです。だからこそ、早めの準備や細部までの確認作業が重要なのです。
今回の教訓が、これから出版を考えている皆さんにとって少しでも役立てば幸いです。同じような失敗をしないためにも、どうか注意深く準備を進めてくださいね。
ちなみに、今回こんな失敗は経験したものの、肝心の書籍はなんとAmazon売れ筋ランキングで15部門で1位を獲得!
普段は紙の本、小冊子の執筆などもサポートしておりますので、書籍マーケティングを含めたサポートもぜひおまかせください!
最後に
僕は「寄り添いの文章術でビジネスと人をつなぐ実践者」として、これまで文章を通じたコミュニケーションやマーケティングに関するヒントをお届けしてきました。
今回、初めてKindle出版に挑戦しましたが、この過程で学んだことは、これから出版を考えている方にとっても役立つ内容だと感じています。
今後も「寄り添いの文章術」から得られるコミュニケーションやマーケティングのヒント、そして、実際のビジネスやコンテンツ制作に活かせるノウハウを提供していきます。
もし、僕の投稿が少しでも役に立ったり、興味を持っていただけたなら、ぜひこのnoteをスキ&フォローしていただけると嬉しいです。
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