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“伝え方”だけを鍛えてはいけないたった1つの理由
突然ですが質問です。
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このような構造の窓を開けようと思う時、あなたはどのように開けますか?
①左側に全て寄せる
②右側に全て寄せる
③均等に真ん中に寄せる
これ、僕個人は③の均等に真ん中に寄せるを選びます。
というか、無意識にそうしています。
「だから何なの?」と思いましたか?
すみません…もう少しだけこの話にお付き合いくださいね。
実は…
こんな行動のほとんどは無意識のうちになされるものです。
なぜならば、この「無意識の行動」は、日頃の信念などに基づいて自動的に選択されるようになっているからです。
ちなみに僕が、真ん中に寄せる理由を考えてみると…
両方から均等に風を入れたい
片側に寄せるよりも空気の循環が促されそう
という2つの理由が浮かんできました。
ぶっちゃけこの理由、人によってそれぞれです。
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実際に僕自身、知人の女性2人にどうするかを尋ねてみたのですが…
結果としてはそれぞれ①と②に分かれました。
つまり選択結果は三者三様という結果に。
念の為2人に理由を聞いてみても…
片側に寄せた方がたくさん風が入ってきそう
真ん中に寄せるのは単純に気持ち悪い(笑)
と、まぁバラバラ。
つまり、分かりやすい1つの出来事に対しても、人それぞれに…
「感じ方なんて全く違う」
ってことを前提にしておきたいのです。
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さて、ここから本題です。
オンライン上のコミュニケーションが活発な現代、やり取りで大きな割合を占めるのはテキストコミュニケーションですね。
あなたは、そんなやり取りの中で
「んん?この人は何を伝えたいんだろう?」
と戸惑った経験はありませんか?
もちろん、コミュニケーションとは「伝え方」のスキルが特に
重要な割合を占めるので、理解し難い部分があれば相手の「伝え方」を
疑うことが最も手っ取り早いです。
でも、最初の窓の話を思い出してください。
たかが窓の開け方一つ取ってみても三者三様の結果になりますし、その選択理由だってバラバラでしたよね?
つまりこれは、自分の受け止め方、すなわち「読解力」も疑うべきことを表してます。
一般的に「読解力」といえば、文章上の理解を指すものですが、僕の考え方では「人間を読む」ことも、読解力という意味に含まれると感じます。
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ここでちょっとだけ自慢させてください。
僕は結構な確率で、文字だけのやり取りをした方から
「あれ?そこまで話してましたっけ?」
「ん?なんでそれ知ってるんですか?」
「何でいつも欲しかった言葉を先回りでくれるの?」
みたいなことを言われます。
実はこれ…
日頃から読解力を意識的に高めているからに他なりません。
つまり
読解力を高めると、
誤解や行き違いをかなり減らせますし、
認識の前提が合わせやすくなるので
関わり合いがスムーズになるのです。
では、どうやって読解力を高めるのか?
それは、「相手の考え方を知り、ありのまま受け止める」ことを日頃から習慣化するのです。
たとえば最初の窓の開け方のやり取りにおいても、相手の考え方や信念を
いちいち「なるほどね〜」と興味を持って受け止めるのです。
この作業を繰り返すごとに、コトバの端々にも相手の信念や意図を
見出すことができるようになってきます。
すると、何てこともない文字列からでも「相手の言いたいこと」が先回りで
理解できるようになってくるのです。
そんな読解力については今後も取り上げていきます。
断絶しないコミュニケーションのためにぜひ、“受け止め方=読解力”を
手に入れていきましょう!
つい忘れがちですが、文章って読んでもらえること自体がスゴイこと。ならば、可能な限り自分の分身として読んでもらえる方法を考えたいもの。身だしなみを整える。文章を磨き上げる。そのどちらもが自分自身を誇り、真摯に話を聴いてもらうためには欠かせない、大切で重要なことなんだ。
— 新山@エモーショナルコピーライター/寄り添いコトバのチカラ (@coremail_marke) November 19, 2024
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