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背骨の動き(屈曲・伸展)を意識する

今日は背骨について考えてみたいと思います。

背骨は3つのパートに分けられます
①首・・・頸椎
②胸・・・胸椎
③腰・・・腰椎
椎骨という骨の間に椎間板というものがあります。椎間板ヘルニアという病名は皆さんご存じだと思います。椎骨と椎間板が積み木のように積み重なって背骨はできています。1本の棒のようになっているわけではありません。
また背骨は生理的湾曲というS字になっています。それにより重みが背骨の全体で分散して受けるようになっています。従って、背骨のアライメントが正しくないと特定の部位に力が集中し、障害などの原因になります。直立2足歩行のためにはこのS字がとても大切なんです。そのために猫背等が見た目だけでなく改善の必要性があるということですね。

先ほど述べさせていただいたように、1本の棒ではなく椎骨が積み重なっているのでこの椎骨が一つ一つ分離して動く必要うがあります。
それを意識した背骨を動かしてみましょう。

①先ず、前回述べさせていただいたように坐骨を意識して椅子に座ります。
②手を組んで頭の後ろに置きます。
③息を吐きながらお腹を引き込みます。そうすると骨盤が後傾します。
④骨盤が後傾すると猫背になっていくのでそれに合わせておへその後ろあたりから背骨を1本1本動かして屈曲させていきましょう。この時に力で無理やり背中を丸めようとせずに、背骨が順番に屈曲することをイメージするだけでも大丈夫です。
⑤背中を丸めたら次は息を吸いながらおへそのあたりから背骨を順番に積み上げていくイメージを持ちながら①の状態に戻します。

そもそも背骨が1本1本動くイメージはないと思うので、脳にそのイメージを持たせましょう。
背骨が動く感じがしてきたら背中のすっきり感や肩の力みが少なくなってきた感じなどがしてくると思います。

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