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コロナについて、人の弱さについて対話する大切さ

こんにちは
夢の木Lab.若林かおりです。

『差別は許しません!』
『思いやりを!』

と、そんなあたりまえことを国が指針を出さねばならぬほどこの国の大人は意識の成長レベルが低いのか、と情けない気持ちもありつつも、

恐怖に心を支配されたときには、心の弱い私たちは、暴走しがち。
「思い出して! 優しい心を!」
と、目を覚まさせるのは必要なのかもしれません。

何の話かというと…
文部科学大臣からのメッセージのお話です。

正式な書類はこちらにあります↓

世の中の動きを見て、「おっと、これは危険な方向!」と気がついて、修正してくれる。
「僕たちには、今これが必要でしょ?」と示してくれる。

リーダーがする仕事って、こういう仕事よね。

一方で、恐怖を煽る報道のあり方に関しては、いろいろモノ申したいことはありながらも、ココでは控よう。

ともかく、
こういういじめは、魂が傷つけられ、命にもかかわる。
コロナにかかるより、危険だから。

さて、コロナに関して息子の小学校が素晴らしい取り組みをしていました。
まさに、コロナ差別について子どもたち自身が考える道徳授業。

*****
夢の木Lab.は、
『だれもが自分の夢を見つけ、その夢を叶えるチャレンジができる世界に。
そして、お互いの夢を応援し合う世界に。』

を理念に、

子どもたちの学ぶちからアップと、
その子が生まれ持ったギフトを磨き、輝かせるコンテンツを開発、提供しています。

子どもたちの幸せを願い、
子どもたちに、満たされた豊かな人生を生きるための「生きる力」を届けたい方に発信しています。
*****

その前に、息子の担任の先生で、ありがたいな~と思うのは、毎週の学級通信でその週に学んだことを書いてくださること。
算数は、国語は、社会は…と、それぞれの教科ごとに。

子どもとの会話にもなってとても素晴らしい学級通信です!!

で、その学級通信が、ある日2枚裏表ぎっしり文字だらけだったんです。

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なんじゃこりゃー!
と思ったら、
道徳でコロナのケーススタディの子どもたちの対話の様子が詳しく書かれていました。

道徳で学ぶコロナと差別

こんなケース

県外から転入してきたMくん。仲良くなったんだけど、しばらくしてM君が学校を数日欠席。
僕はM君に会いに行ったら「コロナ検査を受けたけど陰性だった。明日から学校に行くよ」という。
僕は、また一緒に遊べると喜んだけど、ちょっと心配になった…

さて、「ぼく」は何を心配しているのでしょう?
君(読み手)が、「ぼく」にアドバイスするとしたら、何を伝えたいですか?

というように、先生が問いを出し、子どもたちの意見を出し合ったんですって。

レポートには、その質問と、答えが詳しく書いてありました。


僕はどうすべきだと思う?

・近づかない
・一緒に下校しない
・それはいじめじゃないか
・他の人に言う
・ちゃんとマスクしていれば大丈夫

そんな意見から、コロナに感染した人へ差別が生じているニュースを資料として出し、さらに対話


読むだけで、子どもがコロナに対してどう感じているのかが読み取れます。
葛藤していることも。

コロナに対する恐怖の違い


読んでいて思ったのは、子どもはコロナ自体に恐怖を感じているってこと 
大人とはちょっと違うな…と私はおもうのです。

なにが違うって、
大人がコロナで恐怖を感じている理由の多くは「人の目や人に迷惑をかけること!」
「コロナにかかってしまったらどんな白い目で見られてしまうだろう」というような。

もちろんそういう人ばかりではないと思いますけどね。
少なくとも私は、かかってしまったときの恐怖はココです。
(コロナに打ち勝つくらいの免疫力はある自信ある! )

大人のその2次的な恐怖は、幼い子どもには理解できず「コロナ感染の恐怖」として伝わっているんだな。

私は、コロナ報道の、そして、大人が怖れの本質を自覚していないことに罪を感じます。
ちょっと厳しい言い方ですが……。

その恐怖は、

コロナにかかっているかもしれない人
コロナにかかった人
に対して、
生理的な嫌悪感になってしまう。

だってうつったら怖いんだもん。

あぁ、罪深い。

コロナについて対話する大切さ

さて、話を戻しまして……
この道徳レポートには、子どもたちが一生懸命考えた様子が、うかがえます。
友だちへの思い遣り
コロナへの怖れ
葛藤しながら、この問いを考える、他人と意見を交わす時間がとても有意義だったのではないかな、と思います。


そして最後、この道徳レポートには、
コロナを冷静に正しく怖がる(気を付ける)ことが書いてあります。

さらに、
自分の頭と心をフル回転させて人の気持ちを想像することは、コロナの時代を乗り切るのに最も大切なことだと思います。
という先生の意見。

本当にそう。

個人的には、コロナの怖さは、病気そのものではないところにあると思うのです。


このリアルにコロナの時期だからこそ活きる道徳授業
こんな風に子どもの「考えるキッカケ」となる授業をしてくれて本当に感謝!

そして、このレポートのおかげで、
息子にも「あなたはこの授業でどんな意見を言ったの?」
なんて会話にもつながって、
家庭でもコロナと思いやりのお話ができました。


最後に文部科学大臣のメッセージ。
これを材料に、家庭でコロナと差別について話すのも、親子で学ぶよい対話になりそうです。

再度紹介!
文部科学大臣のメッセージ


こんなところにこっそりアップせずに、全世帯配布してほしいわ。
マ○クではなく……


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