やる気

苦しいとき、辛いときに、諦めない気持ちを引き出す「未来のなりたい私」

中学受験日まであと2ヶ月を切り、ラストスパート。

娘は算数がどうも苦手で、苦しみ中。

わからないことが多すぎて何から手を付けたらいいのかわからない
めんどくさい
集中できない
塾で与えられているものは難しすぎてできない。

コーチ的関わりであれば、それでも、じっくり自分で考えて、自分で答えを出すのを待って待って…というやり取りですが、

この直前では、そうは言ってられない!

「とにかくやろう!」

プロセスで何を学ぶとかより、まずやろう!
コーチングは緊急性の高いものには適しませんから、

近頃は、娘の弱音はそこそこにして、
「いいからやろう!」です。

心地よさとか、楽しくとか、喜びからとか、あと!

もし、夢を叶えたいと思うなら。
嫌でも苦しくとも避けられないものがあるんだ。

そう、夢を叶えたいと思うなら!

だから、なにかに挑戦するとき、夢を描くということが大事になる。

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嫌なこと・苦しいことを乗り越える力になるのが、「私はこれを叶えたい!」という思い、夢の力。

未来のビジョン。

・こんな私になりたいよね
・あそこに言ってこれがしたいよね
・その制服を着て学校に行きたい

そのイメージが、諦めかけたとき、逃げたくなったときを乗り越える力になるのです。

人が行動する動機は2つしかないと言われます。

・嫌なことを避けるため
・未来に欲しいものがあるため

単純に言うと、罰を避けるか、褒美があるか。

どちらも行動への力にはなるけれど、「罰を避ける」という方が持続しづらいものなので、「褒美」という希望を動機にした方がよくなります。

でも、「褒美」と言っても、「合格したらゲームを買ってもらえる」とかそういった外から与えれる褒美はオススメしません。

褒美は褒美でも、「私はこうしたい」「この生活を手に入れたい」という内側からの思い、願いが叶うという褒美に向かうことが好ましいです。

NG:罰を避ける動機(怖れ)
NG:外的褒美を希望する動機(外的報酬)
OK:内的動機

しかし、どうであっても行動する力にはなるので、「結果」は手にできるかもしれません。

なので、とにかく結果が欲しい! という場合は、
罰や報酬の力を使うことも有効。

でも、もし、その挑戦へのプロセスで得られる「人間的成長」「生きる力」を手にしたいのなら、やはり内的動機につながるビジョンをしっかり持ちたいです。

結果に向かうプロセスでの成長、身につける自己認識や、生き方、価値観が変わってきます。

例えば、怖れや外的報酬で自分を動かすとなると、常に他人が必要となります。

「私はどうしたらいいですか?」
「間違わない方法は何ですか?」

他人を軸で生きることに。
幸せも感じにくいですね。

罰がなければ、外的報酬がなければ挑戦しない、動かない。

視野が狭く、自己中心的。

きっと満たされないだろうな。
そして、幸せな人間関係も築きづらいのではないかと想像できます。

自分の中に答えがあって、その答えに従って生きていけばいい。
私の幸せはこれだ。
これを大切にしたい。
というものを見つけて、それを生きる。

なにかに挑戦するって、結果も大事だけど、その過程(プロセス)で得られるものも貴重。

結果が出なければ、損。
結果を出せなかった私は、価値がない。

そうは思ってほしくないから。

きらきらイメージ

しかしながら、小学6年生くらいだと、なかなかビジョンが描けない。
経験値が少ないことや、先を見通す力はまだまだ。

また、自分から「あの学校に行きたい!」というより、親が「ここに」と決めている場合も多いのではないかな……。

そういう時でもできるだけイメージさせてあげる。
実際に学校に行ってみるとか、生活風景をHPで見るとか。

また、親の経験を話すのもいいですよね。

こんな素敵なことがあったよ。
こんな体験ができたよ。
などなど。

どれだけ楽しく明るい描けて、ワクワクさせるかが大事!

できればビジュアル化したものがあるとより良いですよ。
見れば未来が広がりワクワクする。
頑張ろう!と思えるもの。

私は、高校受験時、
生きたい高校の制服を着た自分の絵を書いて、それを見ていました。

「よし! がんばろう!」とモチベーションアップ!

そして、未来を描くと未来はその方向に進んでいきます。
逆にね、描けない未来はかなわないとも。

子どものモチベーションがダウンしたり、苦しくて諦めそうになったら、少し「叶えたい未来」について話してみるといいですよ。




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