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中小企業の社長は株主として経営者&社員である自分を定期的に評価する

今月は毎日のように大企業の株主総会が開催されています。

弊社のように100%自分が出資し、かつ少人数で会社をやっている場合、社長は株主、経営者、社員という3つの側面を有しています。

弊社は6月決算。実際の株主総会はまだ先ですが、もし、いま株主総会を開くとしたら、株主としての私は「今期の決算ってどうよ」と言いたくなります。

それに対して、経営者の私は「いろいろと手を打っており、そのうちいくつかは来期にはなんとかモノになりそうです」「社員もレベルアップしていて、来月から新しいサービスもリリースします」と回答します。

そして、社員の私は「毎日一生懸命頑張っています!」

幸か不幸か、私の場合は某大手企業の役員候補のように、株主総会で再任されないということはありません。しかしながら、結果だけから判断するとしたら、残念ながら今期の決算は前期に比べると減収減益になる見込みなので、株主としては大いに不満が残ります。

この点オーナー企業の場合は、中長期的な観点から戦略を実行できるというメリットはありますが、一歩間違えると、「まぁ、いいかぁ」と甘えの構造につながる恐れもあります。

いろいろと布石は打っても、売上は相手があることなので、戦略が正しくても、売上や利益につながるには時間がかかります。

また、前期以上に社員としての私は、今期も頑張って仕事に取り組んだという自負はありますが、努力の量と仕事の成果が必ずしも比例する訳ではありません。

6月も残り日数はわずかですが、数字に厳しい株主からお叱りを受けないよう、経営者&社員としてさらに知恵を絞ります!

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岩井徹朗@座組み作りの専門家
サポートは、マインドの感情とマネーの勘定を整えることで、自己成長につながる研究費に活用させていただき、得られた気づきをnoteへの記事に投稿する形で還元します。