自己肯定感と昔ばなし②|おはなしのいす
参加させていただいたおはなしのいすは小澤俊夫先生をお迎えした特別会でした。
先生に聴いてもらいながら、5人の方が語ってくださいました。
一人目の方が語りはじめて語り手も聞き手も空気が変わるのを感じました。
お話の世界に吸い込まれます。情報が音しかないので、一生懸命声を拾います。拾ってそしてお話の世界をイメージします。集中力と想像力を駆使します。
母や祖母から語ってもらった記憶はありませんが、とっても懐かしい気持ちになりました。
語り手の大人も一生懸命覚えて、練習し、語ります。
大人が子どものために必死になるからこそまたいいんだろうなぁ。
昔から比べると便利になって時間があるはずなのに、なぜかバタバタしてしまう日々。
子どもと向き合う時間を持つことはなんて尊いんだ、と出来ていない自分を反省。
大人が生の声でお話を聞かせてあげることで
子どもたちが
・愛されている・信頼されている・認められている
ことを実感できる。
こういうことなんだなぁと感動しました。
絵本の読み聞かせとはまた違う時間です。
せっかくのご縁なので昔ばなしの語りを探究してみようと思います。