今撮り鉄をやめようか悩んでいる中高生たちへ
いま巷で撮り鉄が問題を起こしたことでいろいろとなやんでいたり、いろいろな場面で孤立している人たちにこの文章を書いています。いま私がこの年齢になって思うことを簡単に3点だけまとめて伝えておきたいと思います。
①自分の趣味を卑下する必要はないけど…
あなたはまず自分の趣味を卑下する必要はまったくもってありません。そのうえで懸念しなければならないことがあります。
・撮り鉄をやる環境かどうか
撮り鉄という趣味はあなたが置かれている経済的・社会的・物理的(距離や時間など)・心理発育的(精神的)環境に強く依存する趣味です。まず自分がその趣味を続ける状況下にあるか一呼吸おいて考えてみましょう。
②もし継続できる環境下にあるあなたはとても幸運です
世間はいろいろごちゃごちゃあなたに対し偏見をもって対処するかもしれませんが、上記の条件をクリアできたあなたは幸運です。
撮り鉄の人々のなかには、その特徴からとても頭の回転がはやい人やどんな状況でも仲間を作ることが出来るような人が必ずいます。まずはそういう人たちを見つけて、その人達と自分を対象的に考え、自分が足りないと感じるところや、補えるところはどこか考えてみましょう。きっとその経験は人生において一生自分を助ける経験になるはずです。
③どのタイミングで辞めても再開しても自由です
人間は環境が変わったらいろいろな物事のとらえ方が変わります。自他境界にラインを引いてもし①の何かに引っかかって、「無理……」となったときに辞めるか辞めないか考えてみましょう。人生はとても長いので、飽きが来たり、再開したりすることはたくさんあります。その中で再開するかしないかは他人に委ねることなく自分で考えて進めましょう。
以上です。折角一度きりの人生なので最善をつくしましょう。あまり暗いことを考えても自分のためには全くなりません。よき人生を。