突然の胸の痛みや圧迫感――こんな症状、ありませんか? 日常生活に支障をきたすほどの胸苦しさ、心当たりはありませんか? 「胸が締め付けられるような感じがする…」あなたはその症状をただの疲労やストレスだと思っていませんか? 実は、これらの症状は狭心症や心筋梗塞といった、重大な心臓疾患のサインかもしれません。これらの症状を感じたとき、深刻な心臓の問題の可能性を考慮する必要があります。 私は循環器専門医として数多くの患者さんと向き合いながら、心臓の健康に関する重要な知識を提供
胸の症状が気になって、心臓の病気かもしれないと不安に感じている。 医師から狭心症の疑いがあると言われて、狭心症や心筋梗塞について知りたい。 医学系の学生さんや新人さんで、狭心症の勉強をしているけれどいまひとつよくわからない。 このような悩みを抱えている方はいませんか? 狭心症にはいろいろな分類がありますが、実はこの記事で説明する2つの病態が基本になっています。 私が循環器内科医として日々外来診療をする中でも、患者さんの症状がこの2つの病態のどちらかに当てはまるかどう
徐脈の患者さんに遭遇したとき、どう対応すればよいか困ったことはありませんか? 初期対応としてアトロピンを用いることを知っていても、アトロピンが無効であった場合に慌ててしまうこともあると思います。 実は、症候性徐脈の初期対応はAHA(アメリカ心臓協会)によりガイドラインが作成されています。 看護師さんや非専門医の方々が症候性徐脈の患者さんに慌てず適切に対応できるように、動画を作成しました。 この記動画は循環器専門医である私が、症候性徐脈の初期対応について、ACLSの内容
この記事は最後まで無料で読めます。気に入っていただけた方はご寄付いただけると励みになります^^ みなさん実習や日常業務で患者さんの血圧を測ることは頻繁にあると思います。 マンシェットを上腕に巻いて聴診器で音を聞いたり、機械が測定してくれたり… そんな日常的に当たり前のように接する血圧についてですが、 「血圧が高すぎて(低すぎて)心配なんだけどなにかできることある?」 「どうして血圧が上がったり下がったりするの?」 「血圧ってそもそもどういうこと?」 患者さんに聞かれ