懐かしのペプシボトルキャップ戦争
当時小学生の自分がペプシ派になったきっかけ
それが
ペプシマンボトルキャップ!
ボトルキャップは蓋としての機能はなく、ペットボトルやボトル缶の蓋にかぶせるものである。瓶の蓋にかぶさった台の上に映画やアニメ作品等のキャラクターのフィギュアがついている。作品が人気のあるものの場合、マニアの収集の対象となっている。ボトルキャップをつけたままだと蓋の開け閉めがしづらい。
玩具(景品)としてのボトルキャップはペプシコーラが1998年に日本で発売したペプシマンのボトルキャップが最初である。
当時ペプシマンのPSのゲームや
ペプシマーン!しゅわしゅわ〜
のcmかなり覚えてるぐらい好きでした。ちなみにフレーバーはペプシツイストのアルミ缶が大好きです。
元々ペプシの販促キャラクターと生み出されたペプシマンは当時プレリリースで告知cmすらなかったアイテム
ペプシコーラボトルキャップ第一弾
に選ばれました。
ペプシマンがpepsiスペルを体でコミカルに表現したボトルキャップのシリーズはスペルの五文字を揃えないと再現できなかったのと、斬新なデザインと買いやすいオマケフィギュアとして当時コレクターの方達はこぞってペプシを買い漁っていました。今の時代のグッズをコンプリートする感覚の先駆けだったと思います。それによりペプシマン自体やボトルキャップの認知度もかなり上がったと思います
そして勢いのいいまま、ペプシコーラはまさかのコラボレーションでさらにボトルキャップ人気を加熱させるある出来事が起きます。それが
スターウォーズコラボ
当時はスターウォーズシリーズ最新作の映画ファントムメナスの大ヒットと共に、このコラボキャンペーンは大成功を収めたらしくて、スターウォーズマニアやコレクターのみならず、ボトルキャップに興味のなかった層までもがボトルキャップを買い集め、トレードや売買が頻繁に行わるようになった。大人気すぎてペプシが全コーラ販売量の6割を超え、6月に始まったキャンペーンがわずか1カ月で品切れで終了したほどだったらしいです!
いやぁ〜これ当時めちゃくちゃ集めてました!
友達のヨーダ1体に僕のジャージャービンクス13体を交換して!オマケにもう1ジャージつけるから!
まあトレードは成立しませんでしたが。とにかく全種類コンプリートしたくてしょうがなかったです。うちのクラスではヨーダとダースモールが大人気で、みんなチャリを漕いで探し回っていました。つか絶対にジャージャービンクスだけ多かったはず。
そしてそれを見て対抗しようと
コカコーラさんも参入します。
まあライバルなんで当たり前っちゃ当たり前なんですけどね 。ただ先駆けていたペプシさんに勝つ為のインパクトがあるコラボ先を探していたコカコーラさんは凄いチョイスをしました
そんでコカコーラさんが目をつけたのは
ファイナルファンタジー!
今の世代の評価は分かりませんが、最新作のFF10をメインに過去シリーズのパックをメインにしたこのコラボ。当時の ペプシ原理主義者の僕でもかなり欲しくなりましたが、
全72種類ほどの半分は「クリスタル」とかいう無塗装バージョンの色がついてないフィギュアで、塗装あるのがフィギュアだと思っていたのでかなりガッカリしました。だってツルツルだし。
しかもほとんど色ついてない透明なやつばっか当たるしディフォルメ頭身とリアル頭身もあるしとにかく種類多すぎだし 触っただけじゃ色ついてないのかついてるのかわからないし、周りも結構文句を言っていました。
ほかにも対抗していろいろコラボをして造形で有名な海洋堂さんとのコラボも話題になりましたが、正直多彩なコラボをするペプシのボトルキャップの方が人気だったと思います。
その後もペプシは当時の話題の映画やガンダムとコラボしたり勢いをましていましたが、たまごっちのようにどんなブームにも終わりがくる…
2005年9月公正取引委員会は03年のガンダムキャンペーンの手法が「一般懸賞」とみなされる可能性があるとの見解を示し、サントリーに対して注意勧告を出しました。
これにより中身が見えないブラインドの状態から現在の中身が見える仕様に変更せざる得ない状況になりました… 当然人気のないキャラクターが残り、コンプリートもしやすくなり ブラインドならではの魅力はほとんど失われてしまいました。
ボトルキャップ戦争終結
今もたまにボトルキャップはあります。プレ値がついたりする事もありませんが、当時オマケ目当てでコーラを飲まないで捨てたりしていた人がも沢山いたと思いますので、そういう面ではブームが過ぎて良かったかもしれません。ただ日本人にコンプリートする楽しさや、フィギュアへの興味やコラボレーションなど沢山のことをボトルキャップは教えてくれたかと思っています