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私を作り上げているすべてが意識の目醒めにベクトルをむけた
8月30日水曜日、ガンの告知を受けた。
それほどショックを感じていないような気がしていても、いつものような食事はできず睡眠も途ぎれ途ぎれ。
常にどこかで気にしている状態が翌日まで続いていて、いまから病人になってしまいそうなのが気になりはじめていた。
再検査のときも翌日までそんな感じでいたけれど、ふと「あの人に連絡したい」と思い久しぶりにLINEをすると、直感というものは侮れないもので、なんと3年前にガンと診断され現在は抗がん剤治療をしているのだそうだ。
「次の薬はハゲるやつ!」と明るく言う。どうやらガンとの付き合い方ができているらしい。おかげさまでその日はとても軽くなり、検査結果が気にならなくなっていた。ありがたい。
そんなことが少し前にあって、私が告知を受けてまだ落ち着かなかった日も彼女に話を聞いてもらったのだけど、その時は向き合おうとしているものに違いを感じて少し落胆。
いえいえ、それでも心はとても助かったのですよ。なんというか、落胆が呼び水になったようで「次っ!」って気分になったのだから。
そういうところは太陽牡羊のスパっとしたところなのかもしれない。いざというとき前に出てきてくれる太陽星座が、いい感じで活きている気がしてとても愛おしい。
そんな風に私を作り上げているすべてが今、意識の目醒めにベクトルを向けた感覚が楽しくてならない。