[創作論970] カーボンファイバー複合材
バッテリー機能を兼ね備えたカーボンファイバーの複合材が開発されました。
一般的にカーボンファイバーやアルミニウム、スチールなどの構造用材料は、機械的な構造を構築する目的でのみ使用されています。
同様にバッテリーは、エネルギー貯蔵以外の機能をもたない独立したユニットとして考えられています。
構造材料とバッテリーはそれぞれの役割を果たしているものの、効率の観点から見ると、システムの体積や重量、全体的なパフォーマンスを犠牲にしているようです。
研究チームは、そのシステム効率を高めるために、構造強度とバッテリー機能を兼ね備えたカーボンファイバーの複合材を開発しました。
軽量で強靭なカーボンファイバーをバッテリーセルの電極として機能させ、特別に開発された電解液と組み合わせています。
構造材料にエネルギーを貯蔵することで、バッテリーの重量と体積を削減し、システム全体のパフォーマンスを向上させられるとしています。
素晴らしい技術ですね。
創作活動でも使ってみたいですね。