「親のために頑張るの?」
悩みの研究に悩む日々。修論構想発表会の直前になってもまだまとめられていない。それでついカウンセラーの先生に話してしまった。
仮説を立てたところ、自分の例を挙げた。
私はいま一番悩んでいるのは生き方のことだ。28歳になっても親から独立していないのが恥ずかしい。研究の道を進んでいる今はいつ独立できるか見通しがつかない。親がいなくなったら自分一人で生きていけるかという不安に圧倒されている。だから早く就職したいと思って就活をしていた。でも5日のインターンシップに参加したら、自分はチームワークに適していないなと思って、一人作業に近い研究の方を進もうと決断した。しかしそういう決断をしたとしても、先が見えないという焦りや不安がちっとも減っていないと思う。
自分の話を例にしてカウンセラーの先生に話したら、「親のために頑張るの?」と聞かれて、ぽかんとしてしまった。
というのは、今まで自分は生き方について、自分らしさは何なのかがわからない、どんな人生を過ごしたいかわからないと悩んでいたと思うが、先生に聞かれると、そういう悩みというより、頼りがいない中でどうやって生きていくかという不安に悩んでいることの方が深刻かもしれないと初めて気づいたような気がした。
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