20241112-2
失敗 00002/20000
洋梨を置く場所がふたつの窓にはさまれていて陰影がつかみにくい
00001の教訓を活かして、小さなイーゼルを出してきた。
洋梨にぺたぺた触りながら鉛筆を走らせると、自分がとても小さくなって洋梨の山の地べたを這ってロッククライミングしているような気持ちになる。
なだらかで固い面、ぐっときつい曲面が回り込んでいるところ、少しやわらかくすべすべしているところ。指先でこまかく感じながら描くのは楽しい。
洋梨が「ここにある」ことを意識して、集中する。
面の面白さは堪能できたけれど、全体としての「もの感」が弱い。また、色彩感や洋梨ならではの味わいを感じられる描写にはならなかった。輪郭を取り囲むように線が残ってしまったのも違和感。
原因のひとつは、両側からの光線を受けて形がつかみにくかったこと。
学んだこと:モチーフのセッティング(とくに光線の管理)が大切。描きたい方向性によって置き方を工夫しよう