定期的に見返したくなる良記事[キャリア]編
これはまたいつか読み返そうと思っても、本当に読み返す記事というのはなかなかない。けれど、この記事は実際に何度も読み返し、初心に返る素敵な記事なので記憶に刻むためにメモメモ。
それが、「自分のキャリアの作り方。何歳までに何をやるべきか。」です。
この記事では、仕事にはいくつかの節目があると語られている。
それが、28歳、34歳、40歳と50歳。
28歳まで
まず22歳で就職して28歳までの6年、この間にやらなければいけないのは、「結果を残すために全力を尽くしたという経験」。結果を出すためにあらゆる手段をこころみる、努力する。要するに28歳までに必要なのは仕事に対する姿勢を磨くことだ。
と語られている。
34歳まで
34歳は、28から更に6年後。ここまでに身につけるべきは「人と仕事する」という技術。
人について知らない人は、人と一緒に働けない。34までに「人とはどういう存在か。どのような価値観を持っているのか」そして「人の多様性」について学ぶこと。できるだけ会社の外に出て、人と会って、一緒に働いてみる。どうしたら人がうごくか、自分がこの人と働きたいと思うか、それを知ることがあなたの人間性を深めることにつながるという。
40歳まで
34歳からの6年でやるのは「自分の再発見」。
34歳までは、仕事を選り好みしない。逆に、34歳を過ぎたら仕事を選り好みすること。人はいつまでも弱点を克服できない。この年齢になってくるとそうは変われない。
40歳までに、自分の活躍できる分野を見極めること。得意で、楽に成果が出せることに注力すること。そして、その分野で第一人者を目指すこと。
50歳まで
50歳までの10年間。これが最も楽しい時間。ここまで積み上げてきたのなら、専門分野も、人脈もある。好きなことをすれば良い。体力、気力、知力、経験ともに最も充実しているのが、40歳から50歳。
50歳以降
50歳にもなると「新しいこと」に対する感受性が低くなってくる。だから学び直さなきゃいけない。次の30年のために。
学ぶことで人は穏やかに歳を重ねることができる。過去の成功や経験にとらわれて、若さにしがみつくこともなくなる。実は50歳は新しいことを始めるのにすごく良い年齢である。
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確かに以前スタートアップに勤めていた時、50代のベテランが3人も入って来ました。今までのキャリアの方が圧倒的に給与は高いのに。
彼らの多くは「新しいことを学びながら、自分が学んできたことは若い人に託したい」と言う。50歳はそういう節目なのかもしれない。
この記事を読むたびに、自分は今何歳で、きちんと積み上げることができているだろうか。自らを振り返り、姿勢を正したくなる素晴らしい記事です。