エジソンはマーケティングの天才?
こんにちは、FWRITINGの中村です。
エジソンといえば、天才発明家というイメージがあるかと思いますが、神は天に二物を与えたというのか、エジソンの天性の才能は、発明だけではありませんでした。たぶん。
天才発明家がどうして、天才発明を成し得たのかを考えながら、マーケティング手法の基礎について、書いてみたいと思います。
ところで、皆さんは、料理でもスポーツでも、勉強でも仕事でも、なんでも構いません。『何かを生み出す』という作業をする時、どんな発想をしますか?
「ゼロから考える」となると、中々に苦戦するかと思いますが、特に今の世の中、全くのゼロから創造されたものは、あまりないのではないでしょうか?
いや、昔から人はそうだったのかもしれません。食物の保存に困っていた時代、食物は凍らせれば長持ちするという事実を見つけて、冷凍庫を生み出したはずです。
たまたま、発酵したぶどうが美味しいと知って、他の果物や作物で試してみたら、色々な種類のお酒が誕生したかもしれません。
(なんとなく、似通った話で、Dr.ストーンというアニメがおもしろいです)
このように、世の中のアイデアの正体というのは、おそらく「組み合わせ」なのです。
少し話が脱線しましたが、あの天才エジソンもあらゆる種類の「組み合わせ」を試していたのではないでしょうか?
この時、組み合わせを考えるのに必要なのは、直感です。
「AとBを足したら、こうなるんじゃないか?」
「AからCを引いたら、こうなるんじゃないか?」
そして、直感から生まれてくるものが「仮説」です。
私たちマーケッターやコピーライターも「仮説」に基づいて、戦略を設計します。
簡単な例ですが、市場の様子と自社の強みの組み合わせから、直感的に感じる仮説に基づいて、戦略を設計します。
そして、その戦略が間違った方向に進んでいないか、検証するために、市場調査や自社分析などのリサーチを進めていますよね。
流れを整理すると、
直感に基づく仮説→仮説の検証(リサーチ)→戦略の修正・設計
といった感じで進めているのです。
検証の過程で、仮説が見誤っていたことに気がつくことがありますが、それも、前提となる仮説がなければ、判断することができません。
そして、この一連のプロセスを何度も繰り返し、生み出したものを私たちの業界では、コンセプトとか、アイデアとか、コアベネフィットとか呼んでいます。たぶん。
天才エジソンも、電球を発明するまでに、いろんなプロセスを経て「電球」というアイデアを発明した。こじつけ感もありますが、そういうことではないでしょうか?
私たちも、発明家としてのワザは盗めなくても、こうした成功プロセスを拝借することはできるかもしれません。
勝手にエジソン大先生に登場していただき、マーケティングについて書いてみましたが、今日最もお伝えしたいポイントは、戦略の生み出し方です(えっ…?)
改めてまとめると、
現状分析から直感的仮説(戦略)を出す→仮説に基づいて調査→仮説(戦略)の見直し・修正・磨き上げ→テストマーケティング
という流れになろうかと思います。
ぜひ、マーケティングのご参考になれば嬉しいです。
本日も、お読みいただき、ありがとうございます。
FWRITING 中村雄飛
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