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No32 11月21日(火) 海外への支援金。見直すべき
自民党員です。
総理への質問です。
発展途上国や紛争地域への支援金の額はどうやって決めているのでしょうか?
国レベルでの支援となると、そりゃあ莫大な額になるとは思います。わかっています。ただ、兆や億単位となると、一般国民の私の脳は麻痺状態になって、それが果たして妥当な額なのかがわからないのです。
発展途上国への支援について。
わが国のように、資源や食料の多くを海外からの輸入に頼っている立場では、ODAを通じて途上国に支援をすることは大切だとは思います。
円ベースでは2兆2968億円です。そして、2025年までに6兆5000億円にすること、さらに100億ドル(1兆4834億円)の追加支援の用意があることも表明しています。
円安が影響しても、ODAの実績は、米国、ドイツに次ぐ3位です。米国もドイツも多額の支援をしていることだし、世界の平和につながれば幸いですし、わが国の世界でのポジションを安定させるためにも必要だと考えればいいのでしょうか?
ではウクライナへの緊急援助はどうなのでしょう?
総理は広島サミットの前にゼレンスキー大統領と電話会談し、緊急援助を表明しました。確か5兆円です。人によれば、サミットの成功費用の一部のように言っていますが、ウクライナで苦しむ人々のために、本当にそうなら、日本人はがまんするでしょう。
ただし、このウクライナ紛争の真実もそれほど透明性はないのです。
さて、ガザ戦争。これについては、ぜひ思慮深くあって欲しいです。
1952年、主権回復の年に、日本はイスラエルを承認しています。
私が思い出すのは、安倍首相が昭恵夫人を伴って、イスラエルを訪問した時のことです。あの「畳の上の靴に盛られたチョコデザート」で失敗外交と言われた訪問です。
あの時、安倍首相は、イスラエル訪問としながら、毎日パレスチナ自治区を視察していました。イスラエルには食べて寝るために行っただけ。しかも「パレスチナと話し合ってください。入植はいけない。やめましょう。」というメッセージを持って行ったのです。
これは、儀礼的に行なっていたイスラエル訪問とは真逆でした。怒ったネタニヤフが、過激なデザートを作らせても無理はありません。ただ、報道の”非礼のデザートに安倍首相が怒った”のではなく、安倍首相の要求にネタニヤフが怒ったのでした。
ウクライナ紛争の真実と同じに、ガザの真実、パレスチナ自治区に想いを寄せる西側の首相は、英米にとっては目の上のたんこぶです。そして、中東にとっては魅力的に見えたでしょう。
安倍さんはリベラルですww
総理、日本国の総理大臣として世界に誇れるリーダーというものは、サミットなんかで多額の支援金を出すことはしないのです。
現在のガザ状況は2015年とはまた違います。
途上国への支援と紛争国への支援とは違います。世界が日本はさすが、あっぱれと思うような多額の支援なら我慢もできますが、今の国民が苦境にあるのを知ってください。日本人を蔑ろにする政策は、国を滅ぼします。
海外への支援金は、情に絆されず、ぜひ日本が世界をリードするための力となるような考え方も重要だと思います。
今一度、ウクライナやこれから米国にせっつかれるであろうイスラエルへの支援金の再考を望みます。
【参考資料】
”失敗外交”という結論の内容なのに”安倍さん凛々しい”と思ってしまう。
「台所からひとこと」投稿にあたって
安倍晋三暗殺のあと、悲しんでばかりいてはいけない。何かできないか考えました。そして一年間「キッシーへの手紙」(官邸メール)を書くことにしました。
どんな担当者が読むのか、はたして総理まで行くのか、わかりません。だから思い切ってnoteで投稿することにしました。ついでにTwitterにも載せました。
一周忌まで毎日書くことを供養としました。この「台所からひとこと」は、その続きです。せめてキッシーが総理の間は、不定期ですが書こうと決めました。
これは素人の意見です。そして60代の主婦がこんなことを考えていると知ってほしいのです。