ゲームマーケット2023秋に出展決定!「あのCSS」の手作業ゼロ製作を目指す
こんにちは。木村です。
初めてのカードゲーム「あのCSSセレクタに上書きされたんだけど」を製作し、技術書典14で販売したのはここ最近の記事の通りですが、なんと国内最大のアナログゲームイベント「ゲームマーケット2023秋」にコピペテックとして出展が決まりました!
前回作るのが大変だったのでもう作りたくないと思ったのですが、ちょっと時間が経ったら、42個しか流通しないのはちょっともったいないなあと思い直しました。そして、勢いでゲームマーケットに出展申し込みしたところ、当選してしまいました!今回倍率高かったららしいのですが、ありがたいことです。
暫定ですが、ブースカットも準備しました。
さて、この記事では技術書典の振り返り、そして、ゲムマに向けての取り組んでいることの話を書いていこうと思います。
技術書典14の結果報告
先日の技術書典14では、Salesforceのアクセス権限の本「ネコでもわかるSalesforeアクセス権限について」とCSSをテーマにしたカードゲーム「あのCSSセレクタに上書きされたんだけど」を販売してきました。本の方についてはハナミズキが書いた以下の記事をご覧ください。
ここではカードゲーム「あのCSS」の結果を報告します。ありがたいことに準備した42セットは午後3時頃に完売しました。
売上と収支は以下のようになりました。売上は10.5万円、支出は7.1万円、収支は3.4万円の黒字でした。皆様ご購入ありがとうございました。
黒字とは言うもののこれは「あのCSS」の製作にかかった費用のみで計算しています。ポスタースタンドやポスターなどの販促費?は入れていません。もちろん人件費も…
ゲムマ2023秋に向けての取り組み
さて、ゲムマに出展するわけですが、技術書典14版のゲームのまま販売するわけではありません(そのままじゃつまらないですしね)。ゲムマに向けて手作業ゼロ製作とルールの改善を取り組んでいます。
手作業をゼロに!
技術書典14での製作では以下の手作業が本当に大変でした。
化粧箱を組み立てる
トークンを仕分ける(特にしんどい💦)
トークンを袋に入れる
完成品を袋に入れる
今回はちょっと金がかかってもできるだけ手作業なしで製作することを目指していきたいと思います。
つまり、今回は以下の作業を全て製作会社に依頼したいという方針で検討します。
化粧箱の組み立て
カードの仕分け
トークンの仕分け/袋詰め
各内容物の化粧箱への封入
シュリンク包装(*1)
*1: ゲームをぴったりしたビニールで包装することです。前回は100均の袋に入れてかっこ悪かったこともあり、シュリンク包装は頼みたい。
いろいろと調べたり相談したりした結果、萬印堂さんなら全部を対応可能ということで、現在萬印堂さんに依頼する方向で準備を進めています。
萬印堂さんの制作実績から引用すると下の写真の「The 残業」と似た構成になる予定です。
大きな変更は、トークンを紙のゲームチップに変更、化粧箱のサイズを変更し底面積が約2倍になります。サンプルをいただいてテストプレイを行ったのですが、思わぬメリットも見つかりました。
紙のトークンの方が置きやすいし、すべりにくいし、数もわかりやすい。
箱の底面積が大きくなったので、マップも八つ折りから四つ折りに変更できます。これで折り目が気になりにくくなります。
もちろん製作費は上がるのですが、販売費は同額に抑えられるようにがんばっています。
お楽しみに!
さらにルールを改善
技術書典14版は、ちょっとルールがややこしすぎ、説明書がわかりにくすぎたという反省がありまして、さらにテストプレイを重ねてゲームを改善しようと取り組んでいます。
新カードの追加
カード枚数の調整
枚数制限などの忘れがちなルールの撤廃
!importantのルールの変更
カードにも説明を追加
などなどのルール・パッケージ変更を検討しています。
こちらも合わせてお楽しみに!
おわりに
ゲームマーケット楽しみです。上記の通りゲームもだいぶ改良予定ですので楽しみにしていてください。コピペテックは12月9日(土)の1日のみの参加です。
萬印堂さんの早割の締切があと10日しかないのでがんばらないと(たぶん早割Aには間に合わない…)。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?