音声で交流できるSNS「Clubhouse」の使い方
昨年末から今年にかけて「音声SNS」と呼ばれるサービスが注目を集めました。
そして、その火付け役となったのが招待制の音声SNSとして話題を集めた「Clubhouse」です。
サービスリリース当初は招待制であるため限られた人しか利用できず、試してみたくても利用できなかった人も多くいましたが、現在はアプリをインストールするだけで誰でも利用できるようになっています。
そこでこの記事では、Clubhouseの概要や使い方、利用する際のポイントなどをご紹介していきます。
Clubhouseを使ったことがない人でも利用できるようにわかりやすくご紹介していますので、ぜひ記事を確認しながら試してみてください。
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Clubhouseとは
Clubhouseは音声SNSの中でも知名度が高く、利用している人も多いサービスです。
本サービスは2020年にリリースされ、シリコンバレーを中心に人気を高めたのち、2021年に日本でも注目を集めました。
注目を集めた要因としては、音声SNSというワードが国内で浸透していない中でアメリカで爆発的な人気となっていたことから、新しいものとして国内の多くのインフルエンサーに取り上げられ、招待制という特別感も相まって急激に成長しました。
この時期の盛り上がりは凄まじく、招待枠が売買されるほどの人気となりました。
なお、現在は一時期の熱狂は落ち着き、招待制度がなくなったことでアプリをインストールすれば誰でも利用できるようになっています。
Clubhouseの使い方
ここでは、実際にClubhouseを利用する手順をご紹介していきます。
アプリをインストールする段階からご紹介していきますので、ぜひ確認しながらアカウントの作成などを進めてみてください。
アプリのインストール
まずは、アプリのインストールを行います。
下記のURLにアクセスをして、アプリのインストールを行いましょう。
■Clubhouseインストール
・iOS
https://apps.apple.com/jp/app/clubhouse/id1503133294
・Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.clubhouse.app
アカウントを作成する
アプリのインストールが完了したら、つぎにアカウントの登録を行います。
アプリを起動すると、「Sign in with your phone #」を記載されている画面が表示されますので、電話番号を入力します。
その後、登録した電話番号にSMSで6桁の番号が送られてきますので、その番号を次の画面で入力しましょう。
アカウント情報を設定する
つぎに、アカウント情報を設定します。ここでは、利用者の名前とニックネームを設定します。なお、Clubhouseでは本名での利用が推奨されています。
Twitterと連携をすればTwitterの情報をClubhouseにインポートできますので、Twitterと連携させたい場合にはインポートを選択するのも手です。
IDを設定
アカウントの情報の設定が完了したら、ClubhouseのIDを設定します。アルファベットと数字を用いて、被りがないように設定を行いましょう。
なお、入力したIDが使用できなかった場合は、自動で文字列の最後に数字が入力されますので、よく確認をしてからIDの確定を行うのがおすすめです。
IDの設定を終えたら、プロフィールや好きなトピック、著名人のフォローなどが行えます。
この設定はスキップ可能なので、必要に応じて設定してみてください。
ルームを作成する
ここまでの設定を終えれば、実際に音声で交流するルームが作成できるようになっています。
画面中央の下部にある「Start a room」をタップして、公開範囲を設定します。
設定可能な公開範囲は以下のとおりです。
■公開設定
・Open(全体に公開、誰でも入室できる)
・Social(フォローしている人だけが入室できる)
・Closed(招待をした人だけが入室できる)
どの設定で作成しても問題ありませんが、Openだと知らない誰かがルームに入室する可能性があり、Closedで作成する際は誰かを招待する必要がありますので、テストをする際はSocialで作成するのがおすすめです。
公開範囲を設定したら、表示されているタブの中にある「Add a Title」をタップして、ルーム名を設定しましょう。
タイトル名を入力後に「Set Title」を選択し、「Let's go」をタップすればすぐにルームが作成されます。
これで、フォローしている人であれば誰でも入室できるルームの完成です。
Clubhouseを利用する際のポイント3選
最後に、Clubhouseを利用する際の簡単なポイントを3つご紹介します。
ラインナップは以下のとおりです。
・途中参加者に会話の流れを伝える
・適度なタイミングでマイクを他の人に譲る
・相づちをはっきり言葉で伝える
途中参加者に会話の流れを伝える
Clubhouseでは、いつでも好きなタイミングでルームに入室することができます。
そのため、話の途中で参加者が増えることもありますので、参加者がある程度増えたタイミングで、これまでどのような話をしてきて、いま何の話をしているかを伝えてあげるのがおすすめです。
何について話をしているかがわからなければ、リスナーは部屋を退室してしまう可能性が高くなり、ルーム自体が盛り上がりにくくなってしまいますので、できるだけ途中参加者には会話の流れを伝えるようにしましょう。
適度なタイミングでマイクを他の人に譲る
Clubhouseに限らず、音声SNSにおいて、一方的に話し続ける人はあまり好ましく思われない傾向があります。
一定のテーマについて語るルームや話の展開によっては問題ありませんが、交流を図るために立てられているルームで、マイクを離さないようなトークをしてしまうと避けられてしまう可能性がありますので注意が必要です。
また、一人で話すよりも複数の人で話している方が場が盛り上がりやすく自分自身で話す負担も減るのでその観点からもうまく参加者を巻き込んだり、予め複数のスピーカーで開催するのが良いでしょう。
相づちをはっきり言葉で伝える
Clubhouseでは、話をしている相手の顔がわからないため、Zoomなどのビデオ通話と違い動作で話を聞いていることを伝えることができません。
相づちがないと、声が届いているかが心配になり、安心して話すことができなくなる可能性もありますので、Clubhouseで相手の話を聞いている間はできるだけ相づちをはっきりと言葉で伝えるようにしましょう。
まとめ
この記事では、Clubhouseの概要や実際に利用する方法、そして利用する際のコツをご紹介してきました。
また、Clubhouseはリリース直後の盛り上がりまではないものの、現在も多くのユーザーを抱えており、著名人の利用も見られます。
さらに、Clubhouseは音声SNSとしては最も知名度が高いサービスだと言えますので、音声SNSを語る上では欠かせない存在です。
現在はアプリさえインストールすれば誰でも利用できますので、Clubhouseが気になっていたものの、招待制のハードルが高く利用することができなかった人もぜひ利用してみてください。
また、今後もClubhouseは新たな機能を実装していくと思われますので、機能が増える前に使い方をマスターしておきましょう。
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