5分でわかるLINEオンラインレッスンのやり方
外出が減り、おうち時間が増えたこの一年で需要が増えたものの一つとして、オンラインレッスンがあります。
学校の授業のような教育の現場からカジュアルな習い事まで幅広くオンライン化が進んでいます。
この流れからオンラインレッスンのためのツールも様々ありますが、パソコンやスマートフォンを利用して何気ない会話や連絡で使われることの多い「LINE」の、ビデオ通話機能を利用したLINEオンラインレッスンが気軽に実施できるとして注目を集めています。
そこでこの記事では、LINEを使ってオンラインレッスンを実施する流れを解説していきます。
また、LINEオンラインレッスンを実施する上でのコツや注意点などもご紹介しています。
これからLINEを使ってオンラインレッスンを実施したいと考えていた人も、どのサービスやアプリを使用するかで悩んでいた人も、ぜひ最後までチェックしてみてください。
LINEオンラインレッスンの準備
まずは、使用する端末にLINEをインストールしてアカウントを作成します。
アカウントの作成が完了したら、レッスンをする生徒とLINE上で友だちになっておきます。
そして、LINEオンラインレッスンではカメラをオンにして通話を実施する場合が多いので、うまくカメラが起動するか、通話ができるかなどを事前にチェックしておきましょう。
LINEのインストールや設定でうまくいかない場合は、LINEの設定状況に応じてヘルプページやインターネットを使って問題を解決しておきましょう。
基本的な設定を終えたら、LINEオンラインレッスンの準備は完了です。
LINEオンラインレッスンの実施方法
まずは、レッスンをする生徒にビデオ通話をかけます。
生徒側で通話に出ると、そこから講師と生徒でビデオ通話がスタートします。
このとき、マイクがミュート状態になっていたり、カメラがオフの状態になっていると声が聞こえなかったり、映像が見えていなかったりしますので、設定を変更しましょう。
そこから先はレッスン内容によってさまざまですが、ビデオ通話でピアノを演奏しているところを映したり、ヨガをしている様子を映していっしょにヨガに取り組みます。
レッスンを中断したかったり、終了したりする場合はビデオ通話を切るだけですので、簡単にレッスンを終えることができます。
LINEオンラインレッスンのおおまかな流れとしては、以上になります。
LINEオンライレッスンのコツ
ここでは、LINEオンラインレッスンを行う上でのコツをご紹介します。
どのコツも覚えておいて損はないので、LINEオンラインレッスンに力を入れていきたいと考えている人は、ぜひチェックしてみてください。
カメラを固定できる機材を用意しておく
講師側がカメラで何かを映しながらレッスンを行う場合、カメラを機材などで固定しておかないと、ブレたり、使用している端末が落下したりなどして、レッスンが中断してしまう可能性があります。
また、使用端末の落下や転倒は、映したくない部分を映してしまったり、落下音などで生徒を驚かせてしまったりしますので注意が必要です。
できるだけ安定した場所に使用端末を置いておくなどして、できるだけ安定した映像を生徒に届けましょう。
カメラで映る範囲を整理整頓しておく
オンラインレッスンではカメラを使用することが多いため、カメラに映る範囲を整理整頓しておくのがおすすめです。
せっかく充実したレッスンだったとしても、映像に不要なものが映っていたり、気になるものが映っている場合は気が散ってしまい、レッスンの充実度が下がってしまう可能性があります。
できるだけ整理整頓を心がけ、きれいな状態でレッスンを行うようにしましょう。
LINEのチャットを駆使する
LINEオンラインレッスンでは、カメラを使用して映像を映し出しながらレッスンを行うことが多いです。
これはレッスン内容にもよりますが、学習塾だったり、英会話だったりのレッスンの場合は、覚えておくべきことを言葉ではなく文字でチャットに送ることで、あとでレッスン内容を見返すことが可能になります。
アドバイスなども文字として残せるため、必要に応じてチャットを使用するように心がけましょう。
イヤホンマイクを用意しておく
LINEを使用している多くの端末には、カメラに加えてマイクが標準装備であることが多いです。
しかし、マイクは本体に内臓されていることが多いため、レッスン中に使用端末から離れてしまうと声が遠くなり、生徒が講師の声を聞き取りにくくなってしまいます。
この状況を避けるために、ワイヤレスのイヤホンマイクを使用したり、イヤホンマイクを使用して使用端末から少し離れてもしっかりと声が届くように環境を整備しましょう。
LINEオンラインレッスンの注意点
最後に、LINEでオンラインレッスンを行う上での注意点をご紹介していきます。
充実したレッスンを行う上で気をつけておきたいことをご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
無闇にLINE表示名を変更しない
LINEは簡単にLINE表示名やプロフィール画像を変更できます。しかし、何度も変更を繰り返してしまうと、生徒はどのアカウントが講師であるかがわからなくなってしまったり、不信感を覚えてしまったりする可能性があります。
プロフィール画像を変えるのは問題ありませんが、LINEの表示名をコロコロと変えるのはできるだけ避けましょう。
通信状態をチェックしておく
LINEオンラインレッスンではビデオ通話を利用するため、通信状態が悪いと映像が乱れたり、音声がうまく生徒に届かなかったりします。
生徒はうまく見れなかった部分や聞き取れなかった部分を聞き直す必要があるため、ストレスを感じてしまう可能性があります。
また、講師側も同じことを何度も伝える必要がありますので、こちらもストレスを感じてしまう可能性があります。
このように、通信状態が悪いだけでレッスンの満足度が大きく変わりますので、使用しているWi-Fiが安定しているか、問題なくビデオ通話が実施できるかなどを事前にチェックしておきましょう。
レッスン以外での連絡は控えめにしておく
LINEオンラインレッスンではLINEを使用するため、レッスン中以外でも気軽にメッセージを送ることが可能です。
レッスン中に覚えてほしいことであったり、備忘録としてメモを残しておくことは問題ありませんが、レッスン中以外にレッスンに関係ないメッセージを送ると、不快に思われたり、レッスンへのやる気が削がれてしまう可能性があります。
オンオフのメリハリをつけることが重要ですので、大事な連絡や、レッスンに関わる内容以外の場合はできるだけ控えるようにしましょう。
ただし、講師と生徒が普段から連絡を取り合うような仲である場合や、生徒の方から質問がきた場合などは別です。
生徒の方からレッスンへの質問や相談がLINEできた場合には、親身になって対応してあげましょう。
使用端末の充電をしっかりしておく
ビデオ通話をしている間はレッスンを実施していますので、使用端末の残充電に気をかけられず、気づかないうちに充電切れでビデオ通話が切断されてしまう可能性があります。
突然ビデオ通話が切れてしまった生徒を驚かせてしまう上に、使用端末の起動に時間がかかれば、生徒への状況説明の連絡も遅れてしまいます。
充電切れによるビデオ通話の切断を何度も繰り返してしまうと、生徒がレッスンから離脱してしまう可能性もありますので、常に残充電には気を配るようにしておきましょう。
また、すぐに充電切れを起こしてしまう場合は使用端末の買い替えも検討しておきましょう。
まとめ
ここまで、LINEオンラインレッスンの準備から実施までの流れに加えて、レッスンを行う上でのコツや注意点をご紹介してきました。
LINEを使用する以外の点は、基本的にほかのアプリなどを用いて行うレッスンと大差はありませんので、実施まではスムーズに進行するはずです。
ビデオ通話のチェックも家族や知人と実施できますので、LINEを用いてのオンラインレッスンのハードルは低いと言えます。
しかしながら、レッスンに関係ない内容の連絡を控えたり、通信状態に気を使ったりする必要はありますので注意しておきましょう。
また、LINEはプライベート専用なので、オンラインレッスンには使いたくないという人は、無料で教室を開設・運用できるサービス「coperi」をぜひ利用してみてください。
具体的な使用方法などは、以下の記事を参考にしてみてください!
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