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THE NEW COOL NOTER 賞~ゆのきりょうこさんの講評
THE NEW COOL NOTER 賞へご参加いただいている皆様。
本日朝集計時点で、応募作品は総数161を越え、note界最大規模となっております。
多数のご応募、まことにありがとうございます。
今日は一奥より、多くの作品をエントリくださった、ゆのきりょうこさんの作品について講評させていただきます。
とりあげさせていただく作品は一部となりますが、全てに目を通させていただいております。
子どもと作るパンは朗らかにして
美味しそうなパンが、ただ美味しそうなだけではない。
ゆのきりょうこさんの多くのレシピでは、お子さんと一緒に作っている様子が楽しげに浮かんできます。
写真のとり方一つとっても、写真部門も狙っているのかな? と思うほど、素材から、その途中の調理の様子が丁寧に、見やすく――そして朗らかに写されていることが、とても印象に残ります。
単に掲載するだけでない。誰かに見せるためだけではない。
まず、楽しんで作っている。
パン作りってとてもあたたかいと思うのです。
そんな朗らかさが、パンのふっくらとした感触から聞こえてくるようです。
和食を作る時、素材の声が聞こえるか
料理は食べるものですが、生きた天然の素材を使うものでもあります。
「ぼくをこう料理して! と素材の声が聞こえてくる」
これは主催者みこちゃんの言葉ですが、ゆのきりょうこさんが、とても丁寧に、丹念に、丹精を込めて素材を調理されている様子が見えてきます。
だから、美味しそう。
だから、楽しそう。
生き生きとしていて、みずみずしい。
食べる側も、作る側も、そして見ている側も楽しいような食卓。
お料理の完成形から、ある意味で逆算するような、ご家庭での楽しい食事の時間が聞こえてくるようです。
あたたかな夕餉
パンに和食、だけではありません。
肌寒くなってきた秋のこの季節に、嬉しいあたたかなスープ、シチューもまた、ゆのきりょうこさんの得意とするところでしょう。
一つ一つの素材が、その声と色まで含めて、丁寧に盛り付けられている。
それでありながら、これは造花の美ではありません。
和食のところで述べましたように、生き生きとした躍動感が感じられます。
こんな夕食を食べたならば、休日にはしっかりと疲れが取れる。平日ならば、その日の体の芯に染み込んでしまった寒気が吹き飛んでしまう。
やさしさとあたたかさを感じました。
ご応募いただいた記事を拝見させていただいて、
誰かのために作るのっていいな、
誰かと一緒に食べるのって楽しいな、
そして、誰かにその感動を伝えるのって、とても素敵だな、
そんな気持ちになりました。
このたびは、THE NEW COOL NOTER 賞への参加まことにありがとうございます。
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*過去作品でも「#THE_NEW_COOL_NOTER賞」のハッシュタグをつけていただければ参加可能です
*賞金は大賞2万円、各部門賞1500円となります
*みこちゃん奨励賞 300円が新設されました。多数授賞です。
*皆様、ふるってご参加ください