離婚伝説 「眩しい、眩しすぎる」 / シングルレビュー
新進気鋭のポップデュオ、”離婚伝説”が珠玉のサマーチューンを発表!ニューシングル『眩しい、眩しすぎる』が彩る晩夏。
離婚伝説とは
2022年1月、Vo. 松田歩、Gt. 別府純の2 人で活動を開始。
様々なルーツを感じさせるサウンドだが「あくまで” ポップ・ミュージック” でありたいという思いから、行われるクリエイティブは全てセルフプロデュースのもと、” 愛” という一貫されたテーマで描かれている。
2022年6月、一度聴いたら忘れられないキャッチーなフレーズがリフレインする 1st Single「愛は一 層メロウ」、続く8月には、独自のワードセンスとノスタルジーかつ洗練されたサウンドが印象的な 2nd single「メルヘンを捨てないで」をリリース。クオリティの高いサウンドにハマるリスナーが続出。
2023年1月、初となるフィジカル EP「愛が一層メロウ」のリリースを皮切りに、ライブ活動も本格的に開始。
Vo. 松田の甘くメロウなハイトーンボイスと、Gt. 別府の縦横無尽なギタープレイにサポート編成も相まった独自のパフォーマンスは、出演するイベントが軒並みソールドアウトするなど、シーンの新たな” 伝説” となる予兆を見せている。
(MICE ENTERTAINMENT INC.資料より転載)
「眩しい、眩しすぎる」を聴いた/クールマイン的見聞録
初めてその名を聞けば一瞬耳を疑う程にインパクトのあるユニット名、離婚伝説。
その名の由来やちょっとしたバックボーン的なエピソードなんかは前回シングルの『さらまっぽ』のレビュー時に触れているのでご参考いただきたい。
その離婚伝説が、晩夏に珠玉のサマーチューン『眩しい、眩しすぎる』を発表した。レコーディングは前作『さらまっぽ』と同様、ベースにDENIMSの土井徳人氏、ドラムスに田中匠郎氏、ミックスとマスタリングにはmillennium parade等を担当するサウンドエンジニア、佐々木優氏を迎え磐石の布陣。音源を受信した後、はやる気持ちを抑え、秒でプレイボタンを押し拝聴させていただいた。
ストリングスとエレキの調べでのっけから高揚感が溢れる。キラキラとしたビーチが一気に目の前に広がるようだ。残暑厳しい季節に一服の清涼剤のような爽やかなナンバーで、シティポップとAOR、ディスコミュージックが奇跡的なバランスで配合されている。故に心地良く身も心も弛緩していくのが分かるのだ。透明感のあるメロウなファルセットヴォイスに気持ち良く鼓膜を委ねていると、胸の奥に秘めた「あの夏」を思い出し、多くの人が目を細めてしまうのではなかろうか。
渚で、車中で、エアコンの効いた部屋で、シチュエーションを選ばないこの曲と共に、忘れじの夏をもう少し楽しもうと思ったのだった。
【作品情報】
アーティスト:離婚伝説
タイトル:「眩しい、眩しすぎる」
リリース:2023年8月30日(水) 0:00〜
価格:250円(税込)
フォーマット:デジタル配信
▶︎デジタルリンク
【ライブ情報】
9/10(Sun)「Local Green Fesstival23」@横浜・赤レンガ倉庫特設会場
9/24(Sun)「Genealogic」@ 梅田・TRAD with toconoma, DENIMS,POOLS
10/2(Mon)「NEWWW vol.25」@ 渋谷 WWW with えんぷてい、幽体コミュニケーションズ
【アーティスト情報】
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