ポルノグラフィティがやっぱり好きだ
先日、ポルノグラフィティのツアー「暁」の初日(よこすか芸術劇場)に参加をしました。改めて、じわじわと「ああポルノ好きだなあ」と思った心を「なかったことにしたくない」ので、noteにします。
空気の読めるロックバンド
このご時世では大きなセクションに分けると3回ライヴをやっているポルノ(意外とやってる!)。感染症対策をしながらできることはやろう、という姿勢がまず好きなところ。そんな中でも、ファッションマスクのみならず、発声が制限される環境で自分の声を事前に録音したり、プリセットに入っている音を鳴らす、というアイテムまで作るところがまた好きです。彼らは世の中の常識を破壊するような攻めたロッカーになりたかったのかもしれないけれど、世の中の情勢に合わせた上で、みんなの鬱屈した日々を破壊しようとしてくれているのだから。いつかみんなで歌える日のために、という意図で曲を作っちゃうところも素敵だよね。
デビューしてから走り続けている
今年に入ってからは「新始動!」と銘打ったりする関係かテレビでは充電期間があった風にやりとりをする場面もあったけれど、大々的に活動休止とかをした訳ではないところも「好き」だったりする。そもそも、ポルノはよくアニバーサリーライヴをやった後はリリース活動や新規のメディア露出はしないって知っているし、それの期間でも晴一さんはカフェイレを休まないし、昭仁さんはYouTubeチャンネルやスガさんがTwitterで生存報告をしてくれる。曲は作ってくれているだろうし、何かあればポルノに還元しようって思ってくれているんだろうなという気持ちが窺い知れるのが好きなところ。大なり小なり、日々の濃淡はあったとしても自分の生活の中にポルノがあるように、彼らもポルノのある世界を生きているからこそ、活動休止とか充電とかをあえて言わないんだろうなと勝手に思っている。
センスがあるのに、ストイック
当たり前だけれど、昭仁さんの声と、晴一さんの書く詩やメロディが好きだ。元から圧倒的なセンスとそれからストイックさを持っていると思っていたけれど、まだまだ成長しようとするところがすごいなと思う。結果としてあの余裕すら感じられるTHE FIRST TAKEが完成してるわけで。それでも、昔の声質とは違っているし、歌い方も曲調も違う部分もある。サポートメンバーにも変遷があるし。それと同じくして、自分にも変化がある。小中高学生の頃は、振り返ってみればある種リアコを認めざるおえない愛し方だった彼らのこと、自分も世界も彼らもプライベート含めて色々変化がある中で、何度も好きと思える部分がある。それは、以前とは違う魅力をどんどん獲得していっているからだと思う。だから「やっぱり」好きだと何度もいろんな場面で感じるのだ。
つまり、やっぱり好きすぎるから人体模型を買おうかなと悩むレベル、という。時折話題になる、ポルノのチャレンジグッズは「これ誰も買わないっしょ」ラインを狙って作る、ある意味ネタアイテムなのだけれども、本当に「誰もかわなさそうなんだったら、自分は欲しいな」みたいな思考にもさせてくる恐るべしもはや心理戦。
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