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朝いちばん、無防備なままに五感を感じる

最近の朝のルーティーン。

それは、まだ辺りが寝静まっている頃に、すっぴんのままベランダへ出ること。

顔を洗って、髪の毛を濡らして寝癖を直し、バスタオルを肩にかけ、パジャマのまま、ビルケンをつっかけてベランダへ出る。

無防備な状態で早朝の外の空気や匂いを肌で感じる。これがなんとも気持ちが良い。
早朝だから、人目につくという心配もあまりない。

そもそも、すっぴんのまま外へ出る、ということがわたしにとっては特別なこと。

すっぴんがコンプレックスなわたしは、体調が悪い日でない限り、365日、毎日お化粧をしている。
それは、鏡に映る自分にため息をつかないためと、その日いちにちのやる気を起こすためと、わたしの顔を何度も見るであろう一緒に暮らす家族のため。

だから、たとえベランダであったとしても、すっぴんで外に出るなんてことはほとんどない。お風呂上がりなど、すっぴんで屋内から外の風に当たって気持ちよく感じることはある。
けれども、ベランダであれど、一歩外へ出て感じるそれは、屋内にいる時とは全く違う気持ちよさだった。

自分に対して日々思うことはあるけれど、なんにも繕っていないままの自分で外の空気に包まれていると、「そのままで大丈夫だよ~」と言われているような気がした。

普段お化粧をしない人だとしても、パジャマのままとか、無防備な状態のまま、試しにベランダやお庭に出てみてほしい。
お出掛けの準備が整ってから外に出るのとは、また違った気持ちよさを感じてもらえると思うから。


わたしは今朝も気持ちがよかった。






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